外国人との交流を通じて異文化を学んでいます 

 

9月の休日の夜、国際交流サークルの活動の一環で、寮に2名の外国人が訪ねて来てくれました。

1人はカナダ人の男性と、もう1人はフランス人の女性です。

きっかけは、国際交流サークルの顧問の個人的なつながりからですが、定期的に外国人のお客様を迎え、ネイティブの英語の学習も兼ねて、異文化交流を行っています。

 

 

 

世界を肌で感じる

 

今回お会いした2人の外国人は国籍は違いますが、共通しているのは世界中を旅して、世界の広さを肌で感じているということです。

故郷である自国を離れて、すでに半年ほど経っているらしいのですが、この後もハワイやオーストラリアに行く予定を立てています。

私たちが休日の余暇を楽しむために行く観光旅行とはかなり違うようで、訪れる各国で今回のように地元の人たちと積極的に交流し、異国の文化を吸収することを楽しみにしているようです。

普段は出会うことのない、そんな2人の話にサークルメンバーもまさにカルチャーショックを受けながら、どんどん距離は縮まっていきました。

 

 

 

 

英会話も教わりました

 

話をしていく中で、カナダ人男性のニールさんは英語の教師であることを知りました。

そして、せっかくの機会だからと英会話の授業の形式で、学校の授業では習わない英語の色々な表現について教わりました。

まさにアクティブラーニングといった雰囲気ですね。

 

 

 

世界を知って、日本を知る

 

国際交流サークルのメンバーたちは、外国や異文化に興味のある生徒たちばかりです。

本当の意味で世界を知るには、現地に行くことが一番ですよね。

しかし、高校生である今は、なかなか外国旅行に行くこともできないので、逆に日本を訪れる外国人と交流することで、世界を感じることを楽しんでいます。

外国から見た日本の印象は、規律正しく、ルールを守るなど、教育レベルが高いと言われますが、今回の2人も同じように感じているとのことでした。

また、サブカルチャ―と呼ばれる日本のアニメやマンガのクオリティの高さは世界中で注目を浴びており、ニールさんも日本でも人気の「ワンピース」が大好きだと聞き、なぜかとてもうれしく感じました。

柔軟な若い感性を持っている高校生のうちに、外国人と交流することは学ぶというよりも、感じることがたくさんあるのだと思います。

将来、世界を舞台に活躍することを目指す生徒たちにとって、今日の経験は若き日の大切な思い出として、心に刻まれていくのだと思います。