「高校生による演劇公演 ハムレット」俳優オーディション 

 

11月のニュース記事でも紹介しましたように、姫路の春を迎える恒例行事になりつつある「高校生による演劇公演」第3弾として、シェイクスピアの四大悲劇とも言われる名作「ハムレット」の上演が決まり、昨年末より着々と準備が進んでいます。

 

 

俳優オーディション

 

多くの高校が冬休みに入った12月22日から28日にかけて、姫路近郊のたくさんの高校より参加生徒が集合しての合同稽古が行われ、前半の3日間に渡っての俳優オーディションが行われました。

本校からは演劇部員の1年生である六萬君がエントリーしました。

オーディションには姫路市出身のプロの演出家で、本公演の総合プロデューサーでもある笹部博司さんが立ち会いのもと、緊迫した雰囲気の中で行われました。

 

 

 

準主役に合格

 

オーディションの結果、六萬君は見事に準主役となるハムレットの親友のホレイショー役を獲得することができました。

ホレイショー役は当日のコンデョションを考慮して、他校生徒とのダブルキャストとなり、3月23日(土)~24日(日)の3回公演を2名の生徒が演じることになります。

なので、稽古はもう1人の仲間と共に、力を合わせて励んでいくことになります。

 

  

 

 

プロからの熱血指導

 

配役が決まれば、すぐに舞台稽古が始まりました。

台本を片手にしながらの笹部先生からの指導はとにかく熱く、若い高校生たちに負けない情熱でいっぱいです。

プロの指導は演技だけでなく、ピアノ演奏に合わせた歌唱指導もあり、声質によるパート分けを行いながら、気が付けばホール内には美しいハーモニーが響き渡っていました。

 

 

 

本番まであと80日

 

昨年末に本格的に始動を開始した「ハムレット」公演ですが、本番までに残された時間は80日間しかありません。

週末を中心に合同稽古の機会はありますが、俳優も運営もすべて高校生たちが中心に行う公演ですので、定期考査や修学旅行などの行事の関係もあり、全員が揃っての稽古日数は限られています。

メンバーたちはそれぞれに与えられた役割に対して、それぞれの学校での自主練習を中心にレベルを上げていかなければなりません。

学校の垣根を越えた「高校生による演劇公演第3弾 ハムレット」はそんな高校生たちの努力と調和によって、素晴らしい舞台へとつくり上げていきます。

本ページではこれからもそのプロセスを随時紹介していきたいと思います。