クラス対抗 ディベート大会を開催しました。 

 

2月21日(木)、校内ディベート大会を開催しました。各クラスで2チーム、肯定側・否定側でそれぞれ2回ずつ戦う総当たり戦で、校内最強のチームの座を競います。

 

  

 

 

テーマに応じた資料準備

 

今年はあえて、すでに盛んな議論がなされ、資料・実施状況から肯定側に有利な政策議題『日本はゴミ収集を有料化すべきである。是か非か。』という議題が設定されました。これに対して、肯定派と否定派の2グループに分かれてクラス対抗でディベートを行います。生徒たちは放課後や寮の自由時間を活用し、準備期間1週間で「勝てるロジック」を作り上げます。

豊富な実績資料がある肯定側に対し、反駁が難しい否定側。そもそも政策としての良し悪しの議論ではなく、「主張」「根拠」「証拠」の整合性や論理的な結びつきの強さを審査するのが「ディベート」の勝敗基準です。審判を行う教員たちも、毎年審判講習会を経てこの大会に挑みます。

 

    

 

 

 

ディベートを終えて

 

優勝チームは「肯定」「否定」とも全勝での勝利でした。ディベートは論理的思考力や分析力、プレゼンテーション能力が育成されるといわれています。本校のディベートでは、これに加えてチームをまとめるリーダーシップ力や、準備時間を捻出するマネジメント力、仲間との協力関係の維持や役割を果たす責任感なども学びます。普段控えめな生徒がこのディベートで、中心となってチームを引っ張り、試合で堂々と論を進める姿が見られたりします。クラスメイトの知らなかった才能やキャラクターなど、新たな一面なども垣間見られるのも、本校ディベートのだいご味です。