3月20日(水)、本年度最後の学校行事「ドリームステージ 2019」を開催いたしました。       「Evolution」をテーマに企画された今回のイベントは、この一年間の本校の芸術・文化活動の集大成として、また文字通り1年生の「進化」を保護者様にご覧いただく機会として、企画されています。入学後本校で育んだ知識や技術、企画・運営力やリーダーシップ力などを発揮するイベントです。 和太鼓・吹奏楽・グリークラブをはじめとする文化部の演目は洗練され、コンピュータ・サイエンス、ビブリオサークル、国際交流サークルは活動の充実度を増し、美術・陶芸部の作品は完成度を増しました。この1年間の「進化」です。 本日は平日にもかかわらず多くの保護者様がご来校され、ご子息の「成長」をご覧にりました。                  学寮対抗合唱は「啓光学寮」が勝利しました。 最後は実行委員長 尾﨑 君が全校生徒の思いを代弁するスピーチで締めくくりました。       1年生・2年生は、この1年で大きく成長しました。来年度は新たに入学する新入生の兄・友人として、良き手本となることでしょう。...

学年末考査が終わり、ドリームステージと春休みが来る日を待つ3月13日、リーダー研修の一環として、奥村幸治 氏 の講演会が開催されました。奥村 氏 はかつて「イチローの恋人」と呼ばれ、現在は少年野球世界大会監督も務められておられます。       奥村幸治氏について 奥村幸治氏は、1993年オリックス・ブルーウェーブ(現オリックス・バファローズ)に打撃投手として入団し、メジャーリーガーのイチロー選手の専属打撃投手を務められました。 その後1999年、中学硬式野球チーム(宝塚ボーイズ)を結成し、監督を務めておられます。教え子にはヤンキースの田中将大選手、プロ野球選手の歳内宏明がいます。 今回は野球部顧問の谷口先生が宝塚ボーイズで指導を仰いでいたご縁で、講演会が実現しました。       イチロー選手の「誰にも負けない努力」 講演では、「目標達成とリーダーシップ」をテーマにお話をしていただきました。 奥村氏は、イチロー選手、元楽天監督の星野仙一氏、田中将大選手のエピソードを交えながら講演を進められました。 特に生徒が印象深く受け止めたのは、イチロー選手の「誰にも負けない努力」の話です。その「誰にも負けない努力」とは、「高校時代3年間1日も欠かさず、10分間の素振りをした」ことです。「1日10分」と聞くと、大したことでないように思われますが、イチロー選手は3年間、どんな日であろうとこの「10分の素振り」を継続されたそうです。イチロー選手は奥村氏に、「奥村さん、最低10分間やらされるのでなく、自分がやるべきことを毎日欠かさず3年間続けたことがありますか? これが僕の誰にも負けない努力です」と言い切ったそうです。 何があっても自分のやるべきことを「継続」することの難しさと大切さを、生徒たちも身に染みて感じたのではないでしょうか。         寮生活であることの「強み」とは 講演の途中でキーワードとして挙がったのが、イチロー選手の「ルーティーン」です。 イチロー選手の「ルーティーン」と言えば、打席に入った際にバットをピッチャーに掲げる動きが有名ですが、それだけではありません。試合の日の朝食は毎日同じカレーを食べること、ヒットを打ったときと打ち取られたときでスタジアムの階段を上る足まで決めていて、間違えたら一段目まで下りてやり直すことなど、行動一つ一つを徹底して「マニュアル化」し継続されているそうです。 寮生活では、起床時間から消灯時間までの流れが自動的に「マニュアル化」されています。奥村氏は、「マニュアル化されているからこそ継続することで良い習慣を身に付けやすいし、自宅から通うよりも自立した人間になれる」と全寮制ならではの「強み」があることを生徒に伝えてくださいました。           「聞く力」と「実行力」   講演会は前半が主に「継続」とイチロー選手の話、後半は星野仙一氏と田中将大選手の話と共に「一流の人間性、リーダーシップ」について進められました。 講演の最後には、AIと人間についての話をしてくださいましたが、人間の強みは話を聞き、考え、実行することができるところです。AIは、人間が入れた情報を基にしなければ物事に対応することができません。 講演会が終わった後には、約20人の生徒たちが列を作って奥村氏に個人的に質問をしていました。 機械化、自動化が進んでいく世界で人間に求められるのは話を「聞く力」であり、「考え、実行する力」です。質問に並ぶ生徒たちを見て、大多数の生徒がこの講演会を通じて「話を聞き、何かを感じて考える」ことができたのではないかと感じました。 あとは、今後の寮生活・学校生活で、講演会で学んだ「継続力」や「目標を達成していく力」に繋げていく「実行力」があるかどうかです。 講演会で感じたこと、聞いたことを自分の行動に反映していくことで初めて、「話を聞いた意味、価値があった」ことになるでしょう。最後に、今回貴重な機会を下さった奥村幸治氏に、心より感謝申し上げます。           【外部リンク】 奥村幸治について ベースボールスピリッツ...

    理化学研究所計算科学研究センターとは   「理化学研究所」をご存知でしょうか? 兵庫県神戸市にある国内唯一の自然科学系総合研究所です。理化学研究所は基礎研究から応用研究まで行われており、『リケン』の「ノンオイルドレッシング「わかめスープ」「だしの素」など、CMで一度はその名を聞いたことがあると思います。その商品一つ一つに実は理化学研究所の研究成果が使われています。最先端の研究をされていますが意外と身近な存在です。 さらにここには、かの有名なスーパーコンピュータ『京』があります。これも神戸市にある理化学研究所計算科学研究センターの施設の一つです。今回は「京」が一般公開されているので見学に行ってきました。         いざ見学へ   目的の施設は神戸の三ノ宮駅から電車で15分。最寄り駅の京コンピュータ前駅から歩いて5分のところにあります。 予定より早く到着したために、1Fフロアの展示ブースを見学して回ります。 最新の科学技術に興味津々の生徒たち。もともとITに興味を持っている生徒にとって魅力が溢れています。サーバー内に興味を持つ生徒も。       スーパーコンピュータ京を前にして   まずシアタールームで『京』に関する動画を観ます。 スパコン『京』の性能、活用方法、将来の展望を詳しい説明がなされました。またポスト『京』という新しいスパコンを稼働する計画など。生徒たちにとって新しい発見ばかりです。 動画が終わると、サーバールームの見学です。スクリーンが上がるとそこには。     あまりの迫力に魅入られる部員達です。 その後、施設内を見学して回ります。          見学を終えて   生徒に感想を聞きました。 「あまりIT系の職業に興味がなかったが、新しい事を知って少し興味が湧いた。良い経験が出来たと思う」 「ポスト京が完成したらもう一度見学に来たい」 「パソコンを組み立てたくなった」 知的好奇心が刺激されたようです。この経験を通して新たな価値観、目標ができました。          最後に   今回見学させていただいたスパコン京は現在、分子の構造最適化シミュレーション、車の空気の流れを可視化する風洞実験のシミュレーション、薬品とタンパク質の合成のシミュレーション等を計算しています。私たちの便利な生活を支えるために必要不可欠な道具、それがスパコン京です。 そして、2019年8月、スパコン京は稼働を停止します。2021年からはポスト京が稼働する計画です。ポスト京は現存のスパコンの100倍の性能になると言われています。現在一年かかる計算が4日で終わることになります。ますます、私たちの生活は豊かになっていくでしょう。 今回の見学を通して、私たちの生活を支える最先端の技術を感じることが出来ました。 貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。     [参考]【理化学研究所計算科学研究センター】 https://www.r-ccs.riken.jp/jp/...

本校は、社会貢献と共に自身のスキルアップの機会となるボランティア活動を推奨しています。 2月24日(日)に開催されました「世界遺産姫路城マラソン2019」の運営ボランティアとして、本校生徒が活動いたしました。     今年で5回目を数える「世界遺産姫路城マラソン」は、市民参加型マラソンとして全国的にも知名度が上がり、今年も約4倍の抽選倍率を突破した市民ランナーが出走されました。この「姫路城マラソン」には大会初期から運営にボランティアとして携わっており、今年はフルマラソンコースの第3給水所を担当いたしました。          フルマラソンランナーの皆様は4,200名。飲み物の不足があってはなりません。仲間と協力して供給を続けます。飲み物の準備に追われる中つつも、自然と声援が出ます。ランナーの皆様から「ありがとう。」の言葉を頂きます。         ボランティアに参加した生徒たちは、あまり「疲れた」と言う言葉は口にせず、一様に楽しかった印象を述べます。そこには必要とされる喜びや役に立てた自信があるからです。大変な役目の中に「楽しさ」を感じたのです。特に「姫路城マラソン」は、ランナーの皆様から笑顔で感謝の言葉いただく機会も多く、生徒たちにとって有意義なボランティア活動となりました。    ...

  2月24日(日)、野球部主将の2年浅野君が筑波大学硬式野球部の練習に参加しました。大学生の野球に触れ、とても貴重な経験となりました。   筑波大学硬式野球部について   筑波大学硬式野球部は、唯一国立大学で全国制覇を成し遂げたチームです。2018年の明治神宮野球大会(全国大会)に出場するなど、大学野球界では名の知られた強豪チームです。 今回は、本校野球部顧問の谷口先生の友人が筑波大学で主将を務めておられたご縁から、大学進学を考えている野球部2年 浅野君を一度練習に参加させて頂きたいと依頼し、練習参加が実現しました。 当日は入試前日で筑波大学野球部グランドが使用できないため、石下球場というところで練習が行われました。         オープン戦観戦   球場に到着後、練習参加の前に筑波大学対共栄大学のオープン戦を見学させていただきました。 高校生にとってはあまり馴染みのない「大学野球」ですが、「高校野球」との一番の違いは木製バットを使用することです。 木製バットは、「高校野球」で使用する金属バットに比べると、とにかくボールが飛びません。 ピッチャーのレベルも一段と上がるため、「大学野球」の打者はより強いスイング力とミート力が求められます。 「高校野球」より「ワンランク上の野球」に触れ、様々な発見や刺激があったことでしょう。       全国レベルの凄さとは   オープン戦終了後はいよいよ、大学生に交じっての練習参加です。 筑波大学には甲子園で活躍した選手も多く在籍しています。 大学野球界でもトップレベルの選手の動きや送球は細かい部分まで洗練されており、全国レベルの技術・集中力を肌で感じることができました。 顧問の谷口先生も、「技術はもちろんのことですが、1球1球に対する集中力と、自分の実力を100%出し切ることができるメンタルコントロールの部分が全国レベルの選手は凄いと感じました。」と話されていました。           「現場」でしか感じられないこと   浅野君は今回の練習参加を通じて「様々な力が足りないことが分かりました。特に下半身の瞬発力をもっと意識してトレーニングをしていきたいです。」と話していました。 このような課題に対する意識は、「現場」に行ったからこそ感じられることではないでしょうか。 2000年以降のインターネットの発達により、最近はわざわざ足を運ばずとも、多くの情報が手に入る時代になりました。 しかし、そんな時代だからこそ、「百聞は一見に如かず」という意識が問われるのではないでしょうか。 いくら情報を手に入れられるようになっても、「現場」でしか感じられないものがあることには変わりありません。 これから益々発展する情報社会を生きていく生徒たちですが、情報に惑わされず、自分で「現場」へ足を運ぶことでしか得られないことがたくさんあることを知っておいてほしいです。 我々も、今回のような貴重な「現場」へ生徒が飛び出していく機会を与え続けられるよう努力していきます。 最後に、今回貴重な機会を下さった筑波大学硬式野球部の皆様に、心より感謝申し上げます。     筑波大学硬式野球部ホームページ...

  2月21日(木)、校内ディベート大会を開催しました。各クラスで2チーム、肯定側・否定側でそれぞれ2回ずつ戦う総当たり戦で、校内最強のチームの座を競います。          テーマに応じた資料準備   今年はあえて、すでに盛んな議論がなされ、資料・実施状況から肯定側に有利な政策議題『日本はゴミ収集を有料化すべきである。是か非か。』という議題が設定されました。これに対して、肯定派と否定派の2グループに分かれてクラス対抗でディベートを行います。生徒たちは放課後や寮の自由時間を活用し、準備期間1週間で「勝てるロジック」を作り上げます。 豊富な実績資料がある肯定側に対し、反駁が難しい否定側。そもそも政策としての良し悪しの議論ではなく、「主張」「根拠」「証拠」の整合性や論理的な結びつきの強さを審査するのが「ディベート」の勝敗基準です。審判を行う教員たちも、毎年審判講習会を経てこの大会に挑みます。              ディベートを終えて   優勝チームは「肯定」「否定」とも全勝での勝利でした。ディベートは論理的思考力や分析力、プレゼンテーション能力が育成されるといわれています。本校のディベートでは、これに加えてチームをまとめるリーダーシップ力や、準備時間を捻出するマネジメント力、仲間との協力関係の維持や役割を果たす責任感なども学びます。普段控えめな生徒がこのディベートで、中心となってチームを引っ張り、試合で堂々と論を進める姿が見られたりします。クラスメイトの知らなかった才能やキャラクターなど、新たな一面なども垣間見られるのも、本校ディベートのだいご味です。    ...

3月1日(金)、自由ヶ丘高等学校4期生の卒業証書授与式が執り行われました。平日にもかかわらず多くの保護者様や地域代表者様、生徒出身中学校の先生方にご来校いただき、本校卒業生の門出を祝福していただきました。       1月27日の退寮式から一か月、久しぶりの高校。友人・教員との再会に終始笑顔であった卒業生たちも、式が始まると厳粛な面持ちに。吹奏楽部の校歌演奏と共に整然とした行進で入場しました。担任による呼名に大きな返事で答える姿に、本校での大きな成長を感じます。在校生代表による送辞・卒業生代表による答辞は、寮生活を共に送った者同士が通じ合う、暖かい言葉にあふれていました。             式典後は、最後のHR。卒業アルバムを開き、3年間を懐かしむ生徒たち。その後担任から個別に卒業証書を受け取ります。在校生が作る花道はいつまでもにぎやかで、卒業生と後輩たちの別れを惜しむ気持ちが感じられました。             本校は全寮制の高等学校であり、入学時に親元を離れる寂しさ・不安は大きなものであったと思います。仲間との生活の中で楽しさもあったでしょうが、つらいこともあったと思います。それらすべての経験が彼らを優しく、そして強くし、笑顔で卒業式を迎えられる青年へと成長を遂げました。本校で学んだ社会人基礎力は、卒業後新しくスタートを切る新生活で大いに役立つと確信しています。教職員一同、今後の活躍の報告を期待しています。        ...

  平成30年7月豪雨:岡山県倉敷市真備(まび)地区の豪雨災害について   平成30年7月の豪雨によって西日本を中心に多くの地区が、川の氾濫や土砂崩れ、断水などの被害を受けました。その中でも岡山県倉敷市真備地区では小田川の堤防が決壊したことにより、浸水、土砂くずれが相次ぎました。多くの家屋が浸水し、人が住めなくなってしまいました。真備町で多くの方がお亡くなりになりました。その被害は爪跡を残し、現在でも倉敷市災害ボランティアセンターにはボランティア依頼が多く寄せられ、水曜日を除いてボランティアを募集しています。     真備児童館でボランティア   有志生徒26名が早朝に学校を出発し、午前9時、現地に到着。 ボランティアセンターの方に説明を受けました。建造物の壁に残る浸水の跡を見て、5mの浸水がどれほどの災害だったのか改めて実感しました。 真備児童館に移動しました。グラウンドには多くの土砂と枝木が集められていました。       土砂や枝を袋に詰めて、撤去していきます。 グラウンドがきれいになりました。          児童たちの遊びの場が生徒たちの手によって修復されました。 午後3時過ぎに作業を終え、帰りのバスの中では疲れていたのか、災害の爪痕に衝撃を受けたのか、皆無口でした。       ボランティア経験を通して   生徒たちにインタビューしました。 「ボランティアで達成感があった。また行きたい。」 「災害の復興に役立ってよかった。」 自らの行いによって人の役に立つ、社会に奉仕する経験が生徒にとって成長の糧になったのではないでしょうか。 また、SNSを通じてボランティアに感謝された生徒もいました。また機会があればボランティアに参加してみたいと思ったそうです。       復興に向けて   倉敷市では、真備地区復興計画として5ヵ年での再興を目指しています。その為にも多くの計画が立てられていますが、行政の力だけでは限界があるでしょう。今もボランティアの手を必要としています。 今後とも自由ヶ丘高等学校がすこしでも復興のお手伝いができればと思います。     [外部リンク] 倉敷市ホームページ http://www.city.kurashiki.okayama.jp/33460.htm 倉敷市災害ボランティアセンター http://kurashikisyakyo.or.jp/volunteercenter/...

  先日紹介しましたとおり、1月28日(月)、啓光寮 知的活動チーム1年生8名が、岡山理科大学を訪問しました。今回は、研修を終えた教員・生徒のアフターワークの様子とコメントを紹介いたします。     「再生医療」の現状と課題   「iPS細胞開発の研究が盛んに行われている「再生医療」ですが、課題も多いようです。 その課題とは「実用化」が進んでいないことで、現在日本で承認されている「再生医療」の製品は、4つのみだそうです。 他の医薬、医療機器の世界で見ると「再生医療」の規模は0.5%程度らしく、産業化、市場化が進んでいない状態であることがわかりました。 岡山理科大学の神吉 准教授によると、今後は「完全無菌の環境づくり」「治験数を増やし、安全性や有効性の証明」が求められているそうです。         顧問の先生より   今回引率したのは岡山理科大学OBである理科の故引 先生で、研修後にコメントを頂きました。 「個別訪問にも関わらず、時間をとって丁寧な対応していただきました。 企業や他大学との共同研究について、そして実際に研究がどう応用されるかを聞くことができ、生徒たちは喜んでいました。 私立大学ということもあり、きれいで整った設備に感動しました。 自身もさらに勉強を重ね、今後知的活動チームでどのようなテーマの研究を行っていくか決めていきたいと考えています。         生徒の感想   研修に参加した8名の生徒のコメントを簡単に紹介します。 「講義は時間が決まっていますが、研究は朝から晩まで続けられるのが魅力的だと感じました。理系の学びへの意欲が更に増しました。」 「機会があるからではなく、主体的に参加しなければならないと感じました。何をするにしても、PDCAを繰り返すことが重要だとわかりました。」 「他の大学にも行ってみたいです。教授がおっしゃられていた『研究が好きではないと出来ない』と言うことばが印象に残っています。将来大学では自分の好きなことを学びたいと強く思いました。」 「実際の現場で肌で感じることの大切さを知りました。」 「生物に限らず、様々な分野の実験に興味がわいてきました。」 「細胞についてもっと知識を深めていきたいです。」 「教授の『柔軟な思考が必要』とのことばに感銘を受けました。高校生活の中で意識していきたいです。」 「毒を使って抗体を作る実験をしてみたいです。もっと勉強をします。」          経験をどう生かすか   自由ヶ丘では学校外へ足を運び、見たことのない世界や学びを経験する機会がたくさんあります。 今回取り上げて様なアフターワークのような、校外での学びを学校生活に繋げることにも重きを置いています。 「経験」を「今後の挑戦」や「学校生活」といった未来の自分の行動に繋げることが、学校外へ出て活動することの本当の価値になるのではないでしょうか。知的活動チームは3月14日(木)に、神戸市の理化学研究所再生生命機能科学センターを訪問します。 普段から学習に熱心な生徒たちがどのような思いを抱き、将来につなげていく経験になるのか、とても楽しみです。       【外部リンク】 岡山理科大学 京都大学iPS細胞研究所 CiRA 再生医療とは 理化学研究所再生生命機能科学センター  ...

  2月3日(日)、大阪 カンテレ扇町スクエア1Fステージ 及び 北区民センターでに行われた「第26回ワン・ワールド・フェスティバル」に、国際交流サークルのメンバーが参加しました。 このフェスティバルは国際的な機関や団体と講演やワークショップなどを通じて出会い、交流の輪を広げることができる、関西で最大の国際交流イベントです。     JICAの講演を聞いて   JICA教師海外研修(ネパール)報告会では、JICAの組織の紹介と活動内容の説明を受けました。 JICAとは2003年に設立された国際協力機関で、前身の国際協力事業団から「人を通じた国際協力」を基本としボランティアを海外に派遣することで日本と開発途上国との架け橋となる事業を多方面から行っている機関です。 自分の好きな分野で社会貢献ができると分かったようで、生徒は今後の進路決定に関して大きく前進しました。         ユネスコ協会青年部のワークショップでは   午後に行われたワークショップでは参加生徒を別グループで分けて、SDGs(持続可能な開発目標)のテーマに沿って自分たちでアクションプランを考えてディスカッションを行いました。 普段の情報量だけでは不足だったようで、今まで以上に意識して各メディアからの情報に触れ、吟味する姿勢が必要だと、生徒も痛感しているようでした。        生徒たちにとって日頃の授業では体験できない現地の人たちとの交流は、新鮮さとリアリティーをもって世界での現状を知ることができた機会となりました。今回の経験は、国際貢献を目指す本校国際交流サークルの、今後の活動に生かされることでしょう。     【外部リンク】 「第26回 ワン・ワールド・フェスティバル」 JAIC海外協力隊...