1月31日(金)、1学年全員で高校生を対象とした進路相談会に参加しました。 約1年後の進路選択に向けてよい刺激になったと共に、来年度研修旅行に向けて学年で校外活動を実践する機会にもなりました。     進路相談会について   今回参加したのは、「株式会社さんぽう」主催の高校生対象進路相談会です。 主に関西圏の大学・短期大学・専門学校併せて25学校が各ブースで説明をしてくださいました。 生徒たちは興味のある学校のブースで説明を受けたり、今回会場に来られなかった学校のパンフレットを見たりしました。 「株式会社さんぽう」主催の進路相談会は連日全国で行われており、当日も西播地区の様々な高校生が参加していました。           大学関係者の生の声を聞く機会   生徒たちは興味関心のある学校のブースへ行き、説明に聞き入っていました。 「自分がイメージしている学びができるかどうか」、「クラブ活動の状況はどうか」など、様々な角度から学校関係者の方々に質問をしていました。 引率教員がブースを訪れてみると、積極的に質問をする生徒、話をじっくり聞きメモをとる生徒など、それぞれの方法でアプローチを行っていました。 初めてお会いする大人の方にも臆することなく話しかけコミュニケーションが取れる力は、本校の文化芸術活動において多くのご来場者様や外部講師との触れ合いの中で、彼らが身に付けた力です。         広がった選択肢   相談会が終わった後、生徒たちに話を聞くと、様々な声がありました。 「自分が目指している学部でなくても、興味のある分野の勉強ができることわかりました。」 「あの大学で部活をしてみたいと思いました。」 どれも今後の進路選択に大きく繋がりそうなコメントです。 自分の興味関心があることや描いている将来に対し、選択肢は一つではないということを知り、また視野を広げ進路を考える機会になったようです。       進路選択は自分と向き合う時間   自由ヶ丘を卒業した後の進路は様々です。 同学年でも国公立大学へ進む生徒、資格取得へ向け専門学校へ進む生徒、就職を希望する生徒など選択は多種多様です。 高校卒業後の進路選択は、人生の中で最初の大きな分岐点です。自分の「人生」や「将来」について考えることはエネルギーがいりますが、何度も何度も考え抜くことで、自分の気持ちや現状と向き合うことができます。卒業後、どのような進路を歩んでも、様々な場面で自分と向き合い、「選択」を行っていかねばなりません。本校で培ったリーダーシップと企画・運営力は、そのような場面で大いに役立つことでしょう。 我々教員も、生徒たちのより良い進路選択のために、今後もサポートしてまいります。  ...

  特設ブログでも現地からの詳細レポートを紹介していましたが、1月28日(月)から2月3日(日)にかけての、2年生のオーストラリア海外語学研修旅行の様子について、ダイジェストで紹介します。     語学研修   語学研修でお世話になったのは、「ホルムズ・インスティテュート」という語学学校です。 こちらでは、校内での座学研修と、校外のショッピングセンターでの「スカベンジャーハント」を行いました。 「スカベンジャーハント」とは、英語で書かれたヒントに基づいて、与えられたミッションをクリアしていくという海外ではポピュラーなレクリエーションです。 学校の授業以外で英語を使うことに慣れていない生徒たちにとって、ヒントの裏に隠されたミッションを理解することにかなり苦労したようです。 下にあるのが、実際に使用されたヒントです。           ホームステイ体験   語学研修2日目からはホストファミリーの家での2日間のホームステイが始まりました。 最初は慣れない英語での会話に苦戦しながらも、身振り手振りを交えてのコミュニケーションですぐにわかり合えるようになりました。 わずか2日間ではありましたが、ホストファミリーの方々とも良好な関係を築くことができたので、お別れの時には寂しさがこみ上げ、抱き合って名残を惜しんでいました。           学校交流   ホームステイ体験の翌日からは、「トリニティ・アングリカン・スクール」での学校交流を行いました。 校舎内でのオリエンテーションから始まり、体育館では3つのグループに分かれてのダンスやEnglish Games、またクリケットなどを行いました。 クリケットは、イギリスを発祥とした野球によく似たスポーツで、オーストラリアではラグビーやサッカーと並ぶ人気があるとのことです。 生徒たちはどのアクティビティも一生懸命に頑張り、特にEnglish Gamesでは、英語が苦手な生徒も懸命に英語を話そうと努力し、精一杯エンジョイしていました。            オーストラリアでの経験を活かして   2月3日(日)に帰国後の2年生の様子を見ていると、少し成長したように感じます。 4月からは最高学年の3年生になり、1年後に控えた新たな進路決定に向けての大きな一歩につながっていることを確信します。 オーストラリアで学んだ経験を活かして、更に大きく飛躍する1年になることを、今後も自由ヶ丘ファミリーとして応援すると共に、サポートしていきたいと思います。...

  今シーズン一番の寒波が到来した1月27日(日)、自由ヶ丘では3年生の退寮を祝した行事が行われました。   伝達式   午前中は体育館にて、開校以来長年に渡って受け継がれてきた伝統行事である伝達式です。 伝達式とは、3年間の学校生活や寮生活を経験し、春からは新たな進路に向けて巣立っていく3年生から、これからの自由ヶ丘を支えていく在校生に向けての熱い思いを伝え、自由ヶ丘イズムを継承していくための式典です。 まず最初は、2年生の代表生徒より、お世話になった3年生の先輩に向けての感謝の気持ちや、それらを受け継いでこれからの自由ヶ丘を担っていく決意を込めた言葉を贈りました。     そして3年生代表生徒は、苦楽を共にした後輩や先生方に向けての感謝の思いや、これからの自由ヶ丘に向けてのエール、またこれから先の将来に向けての決意表明を力強く宣言しました。 声を震わせながらも、涙をこらえての熱い想いを込めた言葉たちは、会場にいる全員の心に強く響いたと思います。          歓送会   午後からは場所を大食堂に移し、退寮前の最後の晩餐となる豪華ランチを囲んでの歓送会を行いました。 この歓送会についても、退寮する3年生を少しでもたくさんの思い出と笑顔で送り出したいという気持ちを込めて、2年生が企画をして行う大切な伝統行事です。 壇上では、退寮を祝してのくす玉が割られ、華やかな門出を盛り上げます。 そして、様々な場面で先頭に立って、自由ヶ丘を引っ張ってくれた寮役員であった3年生に向けて、おめでとうの思いを込めた花束を贈りました。          3年生からは、2つの寮の寮長が代表して、御礼の言葉を返しました。 午前中の伝達式とは違い、笑顔と笑いにあふれたスピーチで、会場は大いに盛り上がりました。       最後は、在校生全員で花道を作り、その中を3年生が退場する恒例セレモニーです。 ここでは、3年生も在校生もみんな、感情があふれ出し、涙と笑いに包まれながら抱き合ったり、写真を撮ったりして、最後の名残を惜しみました。          退寮おめでとう!!   お伝えしましたように、3年生は1月27日(日)を以て、退寮しました。 現在は難関大学受験に向けて頑張っている生徒もいれば、春からの新たな進路に向けての準備に励んでいる生徒もおり、それぞれが現在の自分にとって大切な時間を過ごしていると思います。 3年生の皆さん、退寮おめでとうございます。 次に皆さんに会えるのは3月1日(金)の卒業式です。 卒業式の日には全員が次の進路を決めて、さらに晴れやかな表情で再会できることを楽しみにしています。 自由ヶ丘の3年間の集大成として残された一日を、一生に一度のかけがえのない一日にしましょうね。    ...

  前日に3年生が退寮し、2年生が海外研修旅行に出発した1月28日(月)、啓光寮の知的活動チーム1年生8名が岡山理科大学を訪問しました。     岡山理科大学について   岡山理科大学は1964年に設立された岡山県岡山市にある私立大学で、7学部21学科を構えています。 2007年に設置された工学部生命医療工学科では、医学・生物学と工学の融合領域として、人工臓器や超音波診断装置といった最新医療機器の開発や、再生医療に関する基礎研究が展開されているとのことです。 岡山理科大学様は、本校の教員の出身大学であるというご縁から、これまでにも出張講義や研修を行っていただいている、とてもありがたい存在です。       iPS細胞を学ぶ   はじめに訪れたのは、再生医療研究室です。 専門の教授により、「再生医療」とはどのようなものなのか研修を行っていただきました。 「再生医療」とは、臓器や組織の欠損や機能障害に対し、人工的に作られた幹細胞を用いて、失われた人体機能の回復を目指す医療です。 2006年に京都大学の山中伸弥教授らが作製に成功し、2012年にノーベル医学・生理学賞を受賞されたことで有名な「iPS細胞」はこれからの「再生医療」で最も期待される幹細胞の一つです。 研修では、「iPS細胞」のメカニズムや具体的な医療への応用や課題について説明していただき、将来理系を志す生徒たちは、食い入るように説明に引き込まれていました。          細胞増殖実験   研修後に、普段研究室で行われている細胞の増殖実験を行わせていただきました。「再生医療」の研究では、サンプルとなる細胞が大量に必要となります。 今回の実験の目的は、その細胞の増殖でした。 具体的には、細胞が入っている容器にトリプシンというたんぱく質分解酵素を注入することで、培養細胞を分離、増殖させるという内容でした。 生徒が顕微鏡で観察した結果、細胞が分離した様子が確認され、細胞増殖実験を無事成功せることができました。         卒業後の人生へ向けて   自由ヶ丘では卒業後の進路について1年生時から面談を重ねていきます。 早い段階から卒業後の進路を意識し、学校の授業とは違う学びの機会を持つことはとても重要な事です。 今回の岡山理科大学訪問のように、実際に学びの現場へ足を運ぶ機会等を通じて、深く学びたいと思える分野を見つけることがより良い進路実現に繋がるのではないでしょうか。 自由ヶ丘では今回のような知的活動や文化芸術活動のみならず、野球部では一線級で活躍されている大学生を招いてのコーチングを実現したり、様々な分野で活躍されている方々と交流する機会を作ることを大切にしています。 自由ヶ丘を巣立っていく生徒たちが、広い視野を持ち、様々な分野で活躍していくことを心から願っています。           岡山理科大学HP https://www.ous.ac.jp/   京都大学iPS細胞研究所HP http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/   再生医療とは http://www.nihs.go.jp/cbtp/sispsc/html/saisei.html...

ついに迎えた出発日となる1月28日(月)午後、2年生は待ちに待ったオーストラリア海外語学研修旅行に向けて出発しました。     フライトは関空から   日頃の行いが良かったらしく、天候にも恵まれ、生徒たちは全員が元気な様子で、みんな笑顔いっぱいです。 そして16時30分頃には関西空港連絡橋を渡り、関西国際空港には予定通りに到着しました。 フライト予定の20時15分までは、空港内で出国や搭乗に向けた手続きを行ったり、夕食の弁当を食べたりしながら過ごしましたが、めったに来ることのない空港の雰囲気と目前に迫った出国に向けて、そわそわしながら予定時間を待ちました。        無事に出国しました   1月28日(月)20時15分、自由ヶ丘高校2年生を乗せた飛行機は無事にオーストラリアに向けて出発しました。 向かう先は、世界遺産の自然いっぱいのケアンズ国際空港です。 ここから先の現地での様子については、引率教員による特設ブログにて様子が随時更新されていきますので、是非とも下のURLよりご覧ください。 帰国予定は2月3日(日)の夜です。 それまでの7日間をかけて、2年生の生徒たちは本場での語学研修と異国文化にふれるという貴重な経験を通して、より大きく成長して帰ってきてくれることを自由ヶ丘ファミリー全員で願っています。   自由ヶ丘高等学校 海外語学研修旅行2019特設ブログ https://ameblo.jp/jiyuugaoka2019...

  自由ヶ丘ではICT教育に力を入れており、他校に先駆けて「情報」授業でプログラミング指導を行っていることは以前にお伝えしましたので、ご存知の方も多いと思います。 また、より高度なプログラミング技術の習得や応用を希望する生徒は、最新設備の充実したコンピュータ・サイエンス部に所属し、自分のスキルに応じた目標を持って、毎日活動しています。       「姫路情報システム専門学校」で訪問実習   そんなコンピュータ・サイエンス部の有志部員は先日、「姫路で最先端の学びを」をスローガンにし、様々な分野の講師と最新鋭のICT設備が充実した「姫路情報システム専門学校」に訪問実習のためにお邪魔させていただきました。 同じ姫路市にある専門学校ということもあり、本校の卒業生の進路先としてもお世話になっているご縁から、今回の訪問実習の機会をいただくことができたのです。 ちなみに「姫路情報システム専門学校」は1988年の開校から30年以上の歴史のある学校で、地元では「Himejo」と呼ばれています。         ペッパー君がお出迎え   見るからにオシャレな外観の建物で、中に入ると早速実習室に案内してくれました。 そこで、部員たちを待ってくれていたのは・・・     そうです。 ペッパー君です。 ペッパー君については町で見かけたことがある人も多いと思いますが、単なるヒト型ロボットというだけでなく、「感情エンジン」と「クラウドAI」を搭載した感情認識型ヒューマノイドロボットで、よく店舗や飲食店の受付などに採用され、活躍しています。       プログラミングで自由に操る   ペッパー君がどれだけ賢いといっても、あくまでロボットなので、入力されたプログラミングによって動作しています。 対応するプログラミング言語は、Choregraphe、C++、Python、Javaの4言語です。 今回はせっかくなので、講師の先生の指導を受けながら、この中で慣れ親しんでいるPython言語を用いてのプログラミング実習をさせていただきました。 日頃の活動の成果もあり、難なく課題をこなす部員たちに先生も驚きの様子で、指導を進めてくれました。          プログラミングの結果は・・・   そして、そのプログラミングで入力した指令は、じゃんけんです。 その結果、右手をさわると動き出すペッパー君。 「サイショハ、グー」 (ドラムロール♪♪♪) 「ジャンケン、グー」 見事に指示した通りの動作でじゃんけんをすることができました。 部員たちは、驚きと感激でテンション最高潮です。 自分たちで入力したプログラミング言語で、ペッパー君を動かすことができたのです。       プログラミングで未来を拓く   いつもは校内の情報教室で活動し、それぞれが3Dプリンタの活用やアプリ開発を行っている部員たちですが、今回のように校外に出て、より専門的な指導を受けることによって、知的好奇心は大いに刺激を受けました。 世間一般では、まだまだプログラミングについての認識は低い部分はありますが、更に深耕するICT社会の中でプログラミング技術は大変注目されています。 日本では2020年までに37万人のICT人材が不足すると言われており、これからの時代を生きていくのに、必要不可欠な技術と知識であることは間違いありません。 自由ヶ丘では、ICT時代をリードする人材を一人でも多く育てていきたいと考えています。       「姫路情報システム専門学校」HPリンク https://www.himejo.ac.jp/ 「Pepper」情報リンク https://www.softbank.jp/robot/consumer/products/...

1月28日(月)より、本校2学年団がオーストラリア・ケアンズへ向け「海外語学研修旅行」に出発いたします。 今年も「特設ブログ」にて、現地より最新情報をお伝えいたします。ご期待ください。 平成30年度 自由ヶ丘高等学校 2学年団 海外語学研修旅行 特設ブログ https://ameblo.jp/jiyuugaoka2019/   ...

    2016年9月にバスケットボールの国内初のプロリーグとして、「B.LEAGUE」が開幕し、北海道から沖縄までの全国各地に36チームが所属しており、B1リーグとB2リーグに分かれてそれぞれ18チームが熱い戦いを繰り広げています。 自由ヶ丘の地元である兵庫県には「西宮ストークス」が唯一のチームとして所属し、現在はB2リーグ中地区の3位と健闘しています。     上郡町でB2リーグ公式戦開催   「西宮ストークス」は兵庫県の代表チームとして、県内各地で公式戦を行っており、1月18日(金)、19日(土)の2日間にかけて、上郡町スポーツセンター総合体育館で西地区5位の「バンビシャス奈良」との公式戦が行われました。       エキシビジョンゲームに出場   2日目となる1月19日(土)には、地元兵庫県西播磨地区の高校バスケットボール部より選抜された24名の選手たちが東西2チームに分かれてのエキシビジョンゲームが行われました。 本校からは、バスケットボール部キャプテンの習田君が選抜され、普段は公式戦や練習試合で対戦している他校の選手たちとともに、西播高校男子選抜WESTの一員として、出場しました。            プロのゲームを間近で観戦   約1時間に渡るエキシビジョンゲームを終えた後は、メインイベントである「西宮ストークス VS バンビシャス奈良」の公式戦を観戦しました。 普段はテレビや動画でしか見れないプロの選手たちの激しいプレーを間近で見ることで、部員たちは興奮を隠しきれず、大きな声で声援を送っていました。 何よりも、激しいプレーや華麗なシュートなど、とにかく臨場感がいっぱいで、熱く燃えるゲームに大満足でした。       プロの存在感   今回がプロの試合を見るのが初めてという部員たちがほとんどでしたが、みんなが口々に「プロは違うな」と言っていたのが印象的です。 プロの選手のレベルが高いのは当然かもしれませんが、きっと最初から上手であった訳ではないはずです。 誰もがプロになれる訳ではありませんが、大切なのは目標を持って、練習を続けることだと思います。 今回受けた興奮や感動を糧にして、自由ヶ丘バスケットボール部 -RED LIONS- は更なる成長を目指して、飛躍の一年にしたいと思います。       「B.LEAGUE」HPリンク &「西宮ストークス」HPリンク https://www.storks.jp/ https://www.bleague.jp/ ...

  少し前のことになりますが、冬休み期間の12月下旬に、陶芸部部長の2年生菅君と顧問の2名が、陶芸の本場である佐賀県有田町を訪れ、有田焼を学ぶ研修旅行に行ってきました。     日本の磁器発祥の地   有田町は17世紀初頭に日本で最初に磁器が焼かれた産地として知られ、それから400年間、地域に根付いた伝統工芸品としての有田焼は日本を代表する陶芸作品として、世界中で高い評価を得ています。 ちなみに、陶器と磁器の違いについて、ご存知でしょうか? 陶器とは粘土を材料とした焼き物で、磁器は陶石を粉砕した石粉を材料とした焼き物という違いがあり、陶器よりも磁器の方が透明度が高く、薄手で軽い作品ができるという特徴があります。         うつわの町 有田町   有田町では町全体で焼き物づくりを継承しており、現在も100軒以上の窯元が町内に点在しており、それぞれが観光スポットとして全国の陶芸ファンの聖地として、大勢の人でにぎわっています。 窯元によって、それぞれが特色の違う作風でつくられた作品が展示しており、すべてが本物のオーラをまとっているので、すごい迫力に圧倒されてしまいます。          本場で絵付け体験   2日間の道中ですが、たくさんの窯元にお邪魔させていただきました。 有田焼はすべての作業が分業で行われており、それぞれのプロの職人さんの手仕事の技を近くで見せてもらうことができ、中でも幸楽窯では下絵付け、チャイナ・オン・ザ・パークでは色絵付けの体験をさせていただくことができました。             素晴らしい出会いもありました   訪れる先では色々な人との素晴らしい出会いもありました。 特にしん窯では、前日に別のマーケットで手に入れた焼き物が偶然にもしん窯の社長さんの初窯作品だったという奇跡的なご縁があり、有田焼についてじっくりとお話を伺うことができました。 また、持参していた作品を見ていただいて、評価やアドバイスをいただくなど、絶対に現地でしかできない貴重な経験をさせていただきました。       刺激いっぱいの2日間   今回の研修旅行は日程の都合もあり、少人数での参加となりましたが、本当に有意義な2日間でした。 やっぱり本物にふれるということは創作活動において、大切な刺激になることを改めて感じる良い機会でもありました。 陶芸部では、今回の刺激が冷めないうちに早速次の作品作りに取り掛かっています。 出来上がった作品は、学校行事の際に展示させていただきますので、楽しみにしていてください。           幸楽窯HP https://kouraku.jp.net/#experience チャイナ・オン・ザ・パークHP https://www.fukagawa-seiji.co.jp/cotp/ しん窯HP https://www.arita.jp/experience/post_3.html...

  坂の町として有名な広島県尾道市では、歴史ある古寺やレトロな建物がひしめき合い、迷路のように続く路地や坂道が独特の風情を描いています。 その町全体を芸術作品として広めようと、国際芸術文化都市を目指す尾道市では、「絵のまち尾道」をアピールするとともに、高校生の芸術文化意識の高揚を目的に、全国絵画公募展として「高校生絵のまち尾道四季展」を2年に1回のビエンナーレ方式で開催しています。 次回の開催は今年の11月なのですが、それへの出品と入選を目標にしている美術部の生徒たちは、冬休み期間に現地視察のために尾道市を訪れ、モチーフとする風景の散策を行いました。     芸術的な街の風景   尾道に到着した部員一同は、まずは尾道を代表する観光地である千光寺公園を目指し、そこを起点に周辺の街を散策しました。 部員たちの多くは尾道を訪れるのは初めてのようで、眼下に広がる町と海とが混ざり合う独特の風景に感性が刺激され、あちらこちらで写真を撮りました。        最初の課題はスケッチから   目標とする「高校生絵のまち尾道四季展」への入選は簡単ではありません。 毎回、全国から多数の応募があり、かなり高いレベルの作品が出品されています。 なので、本作品の製作に取り掛かるまでの準備段階として、全部員にスケッチの課題が出されました。 滞在時間の関係より、現地で行うことが難しいため、それぞれの部員は自分が気に入った風景をピックアップして写真に収め、スケッチ製作は冬休みの課題として持ち帰りました。             入選を目指して   作品の出品となる11月までにはまだまだ時間はあります。 そして、出品することが目標ではなく、入選が目標です。 残された時間の中で、目的をはっきりと持った計画を立てて取組み、何としても目標の入選を勝ち取るために、今年の美術部は年の初めから燃えています。       ※「高校生絵のまち尾道四季展」リンク https://www.onomichi-museum.jp/competition/3.html  ...