本日は、2月20日(木)に開催した「校内ディベート大会 決勝」の様子を紹介します。     ハイレベルな戦い   論題は「昨年のディベート甲子園」に準じ「日本はフェイクニュースを規制すべきである。是か非か。」 肯定側の「現状を変革する案」と否定側「現状での対応案」の優劣を競うディベートになります。2月1日の予選を経た各チームの戦いは、ハイレベルなものとなりました。           先輩にも一矢報いる   リーグ戦はディベートの経験が多い2年生が有利だと思われますが、1年生チームが勝利する試合も見られ、十分な準備と練習で今日のディベートに挑んだクラスの意気込みを感じました。各教室で、審判である教員も舌を巻くディベートが行われ、厳正なジャッジの結果、2年1組Bチームが12チーム27試合の頂点を勝ち取りました。今後も本校ではディベートを通じ「調べる力・まとめる力・客観的に分析する力・論理的に聞く力・論理的に伝える力」の育成を進めます。             ...

本日は自然科学部の活動を紹介します。     校外でできること・校内でできること   好奇心旺盛な自然科学部。先日ご紹介した「岩石薄片つくりの取り組み」と並行して、野鳥図鑑の作成も進めています。今回は「中高生 生物多様性応援プロジェクト」の支援員の方が来校され、野鳥図鑑制作のアドバイスを頂きました。また持参いただいたバードカービングで、改めて野鳥の特徴を学びました。             特技を生かして   1年金田 君が図鑑作成の方針に基づき説明文やレイアウトを考え、戸田代 君が野鳥の特徴を示すイラストの作成を進めています。自然科学部は、部員それぞれが知識や技術を持ち寄り、協力して研究を進めています。研究成果は「生物多様性応援プロジェクト」の報告書にまとめると共に、学校行事で発表される予定です。      ...

本日は、美術陶芸部の活躍をご紹介します。     「第20回 高校生国際美術展」【奨励賞】   本年度、「第20回 高校生国際美術展」に於いて【奨励賞】を受賞した 菅 君を輩出した美術陶芸部。後輩たちも意欲的に作品を制作しています。          第37回 西播高校美術展   令和2年1月9日(木)~12日(日)、姫路市民ギャラリー第3・4展示室で開催された「第37回 西播高校美術展」に本校 美術陶芸部員が陶芸作品・絵画を出品いたしました。                  3年 朝倉君 【奨励賞】受賞   美術・陶芸部作品制作に挑む傍ら、学校行事などではオブジェや看板制作で活躍しれた朝倉君。今回卒業間近の朝倉君が本美術展にて「奨励賞」を獲得いたしました。おめでとうございます。         ...

本日は自然科学部の活動を紹介します。     化石発掘を学ぶ   2月1日(土)、放課後を利用し岡山県勝田郡奈義町にある「なぎビカリアミュージアム」で化石の発掘について学びました。新生代第三紀(2300万年前~500万年前)に熱帯・亜熱帯地域に生息していましたが、現在は絶滅している「ビカリア」という巻貝があります。ここはその化石を、実際に発掘することができる施設です。          リアルな体験を通じて   自然科学部は次の活動に「岩石薄片」の製作を計画しています。動画コンテンツやネットショッピングが充実し、知識や道具が簡単に入手できる時代になりました。しかし今回、生徒たちは実際に土を掘り岩石を手にし、岩石を砕き、ビカリアを発見しました。この実際の体験から得た感動が、次のステップに挑む彼らの知識や技術を「本物」にするのではないでしょうか。           ...

本日は2月1日(土)に行った「クラス対抗ディベート大会 予選」の様子をご紹介します。     本気で研鑽し合う   ディベートに取り組む学校が多い中、本校でもディベート大会を実施しています。ただ他校と違うのは生徒実行委員会が3か月前の11月より議題や実施方法の検討を始め、ディベート大会の企画・準備に着手します。12月には生徒説明会を開き、議題の発表とルールの確認、採点基準の説明が行われます。2学期期末考査終了と同時に、各クラスは出場選手を選考し、選手以外の生徒も資料集めや分析を始めます。冬休み中は生徒それぞれがPCや図書館などを利用して資料収集や分析、立論と展開を推敲し、3学期にクラスで取りまとめて予選に挑みます。           決勝戦に向けて   各試合終了後、審判である社会科教諭が講評を行い、勝ちクラスを決定します。それぞれのクラスの良い点・悪かった点を、勝ちチームは次の決勝に生かすべく、さらに論調・理論を固めて整える作業に入ります。また実行委員は大会終了後、会議を行い決勝運営への改善点を協議しました。一つの行事であっても、様々なかたちで生徒各々が特技を生かし知恵を絞り、何らかの部分で活躍できるのが本校の学校行事です。今回の「ディベート大会」も、選手のディベート力の向上だけでなく、クラスメイトのそれぞれの個性とスキルが光った行事となりました。決勝戦は2月20日(木)に予定されています。               ...

本日は吹奏楽部2年 稲福 君の活躍をご紹介いたします。     「第34回 管打楽器ソロコンテスト」優秀賞 受賞   昨年より本校の名物となっていた早朝・放課後の吹奏楽の音色。その中心になっていたトロンボーン演奏の主が稲福 君です。中学校ではチューバの経験があったようですが、トロンボーンは本校に入学してからのスタートです。彼の音楽・楽器・演奏への「好き」の気持ちが、今回「第34回 管打楽器ソロコンテスト」優秀賞 受賞につながりました。         仲間と共に、そして次のステップへ   彼がここまで練習に励めたのは、刺激し合う仲間の存在が大きいでしょう。本校で出会った仲間と共に、これからも切磋琢磨を続けていくことでしょう。稲福 君は今回の活躍により3月1日(日)、「第24回 全日本中学生・高校生管打楽器ソロコンテスト 関西大会」への出場の推薦をいただきました。       ...

本日は1月26日(日)に行った、「伝達式」をご紹介します。     伝達式   開校以来、長年に渡って受け継がれる本校の伝統の一つに、「伝達式」があります。2年生が、退寮の日を迎えた3年生に感謝の念を伝えると共に、最上級生となる来年度の寮運営や自身の進路などについて、達成の誓いを立てます。また3年生は3年間の学校・寮生活から大きく学び成長した自身の雄姿を後輩に示し、これから自由ヶ丘高校を支えていく1・2年生を鼓舞します。このように、先輩・後輩がお互いに感謝し、励まし、熱い思いをぶつけ、お互いに健闘を祈るのが、本校の伝統行事「伝達式」です。                 全寮制で磨かれた力   全寮制の本校では、教員は親であり、先輩・後輩・級友は兄弟という側面をもっています。大家族として共に過ごした本校の3年間には、楽しい時を分かち合い、苦しい時に励まし合った人たちがいました。そして今、3年生が経験する恩師・後輩・級友との「別れ」が、またさらに彼らを大きく成長させます。本校での3年間で身に着けた知識や社会人基礎力、そこから培った自身への「誇り」を胸に学校・寮を後にし、次のステージへの準備期間に入ります。           ...

本日は3月28日・29日公演の舞台「高校生による演劇公演『トロイアの女』の合同稽古の様子を紹介します。     プロ集団がサポートする高校演劇   今年で4回目を数える「高校生による演劇公演」活動。上演台本・演出に芸術家 笹部 博司 氏を迎え、舞台演出・ピアノ演奏・歌唱指導など、その道のプロがサポートを行う、全国的にも珍しい取り組みです。本校演劇部員は第1回から参加しており、他校演劇部員との合同稽古を通じて大きく成長する機会になっています。稽古を通じて感じる他校演劇部員との一体感や、本番の舞台を成功させた達成感は、高校生活で得た「誇り」の一つとなっており、育んだ友情は卒業後も続いています。        第一回「高校生によるシェイクスピア『お気に召すまま』」に参加した卒業生たちの多くは、今もこの活動を応援してくれています。     有料公演   この公演は「入場料500円」が必要な、有料公演です。この「有料」の意味には、「高校生演劇部員たちに、プロの意識をもって舞台に挑んでほしい。入場料の価値を上回る価値を、観劇いただくお客様に感じていただける舞台にする。」という思いが込められています。本校演劇部員はもちろん、本年度「高校生による演劇公演」活動に参加する姫路市高等学校演劇部有志たちは、この意味を深く理解し、本番に向け稽古を積んでいます。 1月13日(月・祝)、姫路市立琴丘高等学校で行われた合同稽古では、講師による歌唱指導と、全体行動部分の「動き」の検討が行われました。            本番まで切磋琢磨   プロの意識をもって挑むこの舞台。参加生徒たちは本番までの稽古はもちろん、体調管理やプレッシャーへの耐性、学業や生活の安定など、様々な部分で自己コントロールが必要です。また研鑽不足であれば役の変更もあり得ます。本校演劇部員は、緊張感をもって稽古に挑んでいます。                   ...

本日はビブリオサークルをご紹介します。     知的書評合戦   数年前より見聞きし始めた「ビブリオバトル」ということば。その歴史を調べると2007年京都大学の大学院生が考案した「知的書評合戦」が始まりです。ビブリオバトルは、自分が読んで面白いと思った本を持ち寄り、それぞれが5分間でプレゼンし、2~3分の質問に答える時間を持ちます。その後参加者全員でディスカッションを行い、全員がプレゼンからの一連の流れを終えた後、「誰の本が一番読みたくなったか」を投票で競いあいます。本校では「好みにとらわれない本との偶然の出会い」を求め、3年前より「ビブリオサークル」が発足し、校内ビブリオバトルの開催や、学校行事などでの実演などを行い、校内の読書の推進を行っています。            兵庫県ビブリオバトル高校生大会   1月13日(月・祝)、兵庫県立図書館で行われた「兵庫県ビブリオバトル高校生大会」に2年 山下 君が出場しました。バトル形式であり勝敗も重要な点ですが、なにより他校高校生とのバトル・交流の中で、多くの本と出合うことができました。いままでの自分の好みで「選びとる」という本との出会いに比べ、人から紹介された「本との偶然の出会い」は、知的好奇心が刺激されると共に、世界の広がりを感じます。ビブリオサークルのメンバーは、今回の大会から大きな刺激を受けて帰ってきました。           ...

本日は1月17日(金)に行った、「センター試験 受験者壮行会」を紹介します。   寮のある学校   本校は全国でも珍しい【全寮制・普通科・男子校】の高等学校です。仲間との共同生活を行う寮生活で、自立・自律の力を育み、また周囲との協調性や協力関係、リーダーシップや責任感など、社会人に必須のスキルを早期に身に着けるることができます。また学習に関して、寮内ゼミや自習時間は学習習慣の定着とその継続を促し、多くの生徒が本校での「寮⇔授業」のリンクした3年間の学びにより、大学進学を実現します。           センター試験 受験者壮行会   センター試験を明日に控えた1月17日の放課後、センター試験 受験者の壮行会を行いました。進路主任・学年主任が激励と受験に関する諸注意を行うと共に、担任・副担任が自身の体験談を語りました。会場は笑いもあり、諸先生方からの差し入れもあり、壮行会終了後の生徒たちには穏やかな気概と適度な緊張感、そして仲間たちとの一体感がありました。                  ...