本日は全国的にも珍しい部活動、「グリークラブ」をご紹介いたします。     男子校ならではの部活動「グリークラブ」   男子校である本校の特徴を生かした部活動である「グリークラブ」 低音から高音までをカバーできる男女混声の合唱とは違い、男声の低音ハーモニーは、荘厳さと独特の心地よさを聴く者に与えます。本校の学校行事では定番の演目として、保護者の方々に人気があります。また地域のイベント 等からも出演のオファーをいただき、地域貢献や部員の校外活動の一環として出演させていただいています。         顧問はアーティスト   グリークラブ顧問である 森 教諭は、舞台俳優の経験を有する異色の芸術科音楽教諭です。熱心な指導には定評があり、グリークラブにとどまらず、全校生徒の合唱指導にも取り組んでいます。学業と共に文化芸術活動に重点を置く本校で 森 教諭は、実践の場で身に着けたスキルを本校生徒に教えるとともに、生徒たちに一つの手本としてアーティストの姿を示してくれています。          去る5月12日(日)、姫路市文化センター大ホールで開催された「姫路母の日コンサート ~紅白歌の祭典~2019」に、本校グリークラブが出演しました。同時に森 教諭も出演し、他の出演者と共に会場を大いに盛り上げました。           1年生部員も多数入部し、今年も様々な場面でグリークラブの活躍が期待されます。...

  本校美術・陶芸部とランドスケープサークルが合同で、5月11日・12日の2日間、姫路城周辺で開催された「姫路お城まつり  心震える播州の祭り~担ぎ上げる姫路愛!~ 」に、歴史絵図パネルの作成 及び ワークショップの製作補助を行いました。     ミニ祭り屋台ワークショップ 製作補助   本イベントで好評のワークショップ。その製作補助として、本年度も本校生が子どもたちに付き添います。安全に配慮し、優しく丁寧に接する本校生の姿に、子どもたちはもちろん保護者の方も安心なさったようでした。            歴史絵図パネル製作依頼   美術・陶芸部員とランドスケープサークル員が協力し、「祭りの起源」をテーマとする歴史絵図作成いたしました。姫路市内にある学校の中から代表校として依頼を受けて作成したパネルは、家老屋敷跡公演での展示を経て、「お城まつりパレード」にも参加しました。           伝統ある地域の恒例行事から学ぶ   毎年5月の恒例行事であり、多くの観覧者を集める「姫路お城まつり」。 この伝統あるイベントに、今年も本校生に参加のオファーをいただきました。今回参加した生徒たちは、様々な場面で活躍するプロフェッショナルの方々から刺激を受け、また自身の社会人基礎力が試され学ぶ経験となりました。美術・陶芸部に限らず本校のクラブ・サークルは、地域の行事やボランティア活動などに、運営や出演者・作業者として、積極的に参加しています。校外の方たちとの交流や活動を自身の成長のきっかけとし、将来社会で生かせる見識と経験を広げ増やす機会とさせていただいています。       ...

美術・陶芸部を中心に、創作活動のレベルアップを目指した活動が行われています。外部から講師をお招きして教えを請い、またプロの作業場を訪問してご指導を受けるなど、新たな知識・技術を学ぶと共に、新鮮な刺激をいただきました。   備前焼窯元を訪ねて   休日を利用し美術・陶芸部員6名が、備前焼窯元 石野 氏の工房を訪問し、電動ろくろを使った「大皿」制作のご指導をいただきました。          特に陶芸に心惹かれている3年生 菅 君は、学校に戻った後も「大皿」制作の練習を重ねています。彼は自身で作った大皿に、昨年有田焼で研修をした「絵付け」を施した作品を制作したいと考えています。作品は9月末、薪窯を用いた10日間の焼成を予定しています。        キャラクター被写体 体験   大阪総合デザイン専門学校より白井先生・金井先生をお招きし、「キャラクター被写体 体験」のワークショップを開いていただきました。美術・陶芸部・漫画グラフィックサークル員が中心ですが、部活動・サークルの枠にこだわらず、興味関心のある生徒も参加しました。自分の描きたいキャラをラフ・アタリの下書きで絵全体のバランス・骨組みから描く指導をしていただきました。         ...

4月27日(土)、本年度1回目、新入生にとって初めての学校行事「チャレンジステージ」を開催いたしました。   入学式より18日   自由ヶ丘高校・寮生活。入学後最初の帰省となるゴールデンウィーク直前の日に開催した「チャレンジステージ」 主役はもちろん1年生です。第1部の文化部発表では、新入部員である1年生をメインに据えた演奏・プレゼンが行われました。            スピーチコンテスト   第2部では、「スピーチコンテスト」 オーディションを経て選抜された1年生3名が、将来の夢と、具体的にその夢をかなえるためにどのような高校3年間を過ごすかを、保護者様・全校生徒の前で語りました。多くの人の前で夢を語るということは、10代の若者にとって勇気がいることと思います。3名とも立派で素晴らしいスピーチでした。           続いて寮対抗合唱・全校合唱では、入学式の時には弱々しく歌詞カードを見つめていた1年生が、今日はしっかりと胸を張り歌い上げる姿がありました。最後は表彰伝達式。入学後、学業をはじめ様々な部分で素晴らしい活躍を見せた1年生へ、学校長より賛辞が送られました。         入学から18日間。このわずかな期間でも、1年生たちは大きく成長しました。仲間と共に成長できる寮生活でしかできない変化です。今回のイベントでは、この変化を保護者様にご覧いただきました。そして今晩、自宅に帰ったご子息から、学校での様々な話を聞いてください。...

  少し前のことになりますが、冬休み期間の12月下旬に、陶芸部部長の2年生菅君と顧問の2名が、陶芸の本場である佐賀県有田町を訪れ、有田焼を学ぶ研修旅行に行ってきました。     日本の磁器発祥の地   有田町は17世紀初頭に日本で最初に磁器が焼かれた産地として知られ、それから400年間、地域に根付いた伝統工芸品としての有田焼は日本を代表する陶芸作品として、世界中で高い評価を得ています。 ちなみに、陶器と磁器の違いについて、ご存知でしょうか? 陶器とは粘土を材料とした焼き物で、磁器は陶石を粉砕した石粉を材料とした焼き物という違いがあり、陶器よりも磁器の方が透明度が高く、薄手で軽い作品ができるという特徴があります。         うつわの町 有田町   有田町では町全体で焼き物づくりを継承しており、現在も100軒以上の窯元が町内に点在しており、それぞれが観光スポットとして全国の陶芸ファンの聖地として、大勢の人でにぎわっています。 窯元によって、それぞれが特色の違う作風でつくられた作品が展示しており、すべてが本物のオーラをまとっているので、すごい迫力に圧倒されてしまいます。          本場で絵付け体験   2日間の道中ですが、たくさんの窯元にお邪魔させていただきました。 有田焼はすべての作業が分業で行われており、それぞれのプロの職人さんの手仕事の技を近くで見せてもらうことができ、中でも幸楽窯では下絵付け、チャイナ・オン・ザ・パークでは色絵付けの体験をさせていただくことができました。             素晴らしい出会いもありました   訪れる先では色々な人との素晴らしい出会いもありました。 特にしん窯では、前日に別のマーケットで手に入れた焼き物が偶然にもしん窯の社長さんの初窯作品だったという奇跡的なご縁があり、有田焼についてじっくりとお話を伺うことができました。 また、持参していた作品を見ていただいて、評価やアドバイスをいただくなど、絶対に現地でしかできない貴重な経験をさせていただきました。       刺激いっぱいの2日間   今回の研修旅行は日程の都合もあり、少人数での参加となりましたが、本当に有意義な2日間でした。 やっぱり本物にふれるということは創作活動において、大切な刺激になることを改めて感じる良い機会でもありました。 陶芸部では、今回の刺激が冷めないうちに早速次の作品作りに取り掛かっています。 出来上がった作品は、学校行事の際に展示させていただきますので、楽しみにしていてください。           幸楽窯HP https://kouraku.jp.net/#experience チャイナ・オン・ザ・パークHP https://www.fukagawa-seiji.co.jp/cotp/ しん窯HP https://www.arita.jp/experience/post_3.html...

  坂の町として有名な広島県尾道市では、歴史ある古寺やレトロな建物がひしめき合い、迷路のように続く路地や坂道が独特の風情を描いています。 その町全体を芸術作品として広めようと、国際芸術文化都市を目指す尾道市では、「絵のまち尾道」をアピールするとともに、高校生の芸術文化意識の高揚を目的に、全国絵画公募展として「高校生絵のまち尾道四季展」を2年に1回のビエンナーレ方式で開催しています。 次回の開催は今年の11月なのですが、それへの出品と入選を目標にしている美術部の生徒たちは、冬休み期間に現地視察のために尾道市を訪れ、モチーフとする風景の散策を行いました。     芸術的な街の風景   尾道に到着した部員一同は、まずは尾道を代表する観光地である千光寺公園を目指し、そこを起点に周辺の街を散策しました。 部員たちの多くは尾道を訪れるのは初めてのようで、眼下に広がる町と海とが混ざり合う独特の風景に感性が刺激され、あちらこちらで写真を撮りました。        最初の課題はスケッチから   目標とする「高校生絵のまち尾道四季展」への入選は簡単ではありません。 毎回、全国から多数の応募があり、かなり高いレベルの作品が出品されています。 なので、本作品の製作に取り掛かるまでの準備段階として、全部員にスケッチの課題が出されました。 滞在時間の関係より、現地で行うことが難しいため、それぞれの部員は自分が気に入った風景をピックアップして写真に収め、スケッチ製作は冬休みの課題として持ち帰りました。             入選を目指して   作品の出品となる11月までにはまだまだ時間はあります。 そして、出品することが目標ではなく、入選が目標です。 残された時間の中で、目的をはっきりと持った計画を立てて取組み、何としても目標の入選を勝ち取るために、今年の美術部は年の初めから燃えています。       ※「高校生絵のまち尾道四季展」リンク https://www.onomichi-museum.jp/competition/3.html  ...

    12月になり本格的な冬がやってきましたが、冬の風物詩とも言えるスポーツで思いつくのはマラソンではないでしょうか? 最近は健康志向の高まりもあって、マラソン人気は高まっており、全国各地で市民マラソンが開催されています。 自由ヶ丘のある姫路市でも5年前より「世界遺産姫路城マラソン」が開催されており、全国各地から大勢のランナーが参加し、熱い戦いを繰り広げています。       ランナーたちにエールを送る   自由ヶ丘では、5年前の初開催の時から「世界遺産姫路城マラソン」には地元姫路の高校生サポーターとして、様々な立場で関わらせていただいています。 これまでは、沿道での和太鼓演奏や給水場でのボランティアとして、ランナーたちにエールを送ってきました。 そして、5年目となる今年は美術部の部員たちが、沿道での横断幕の製作をすることになり、少し早いですが先日より製作に取りかっています。              一目でわかるメッセージ   美術部の部員たちは、校内の行事ではいつもポスター制作などは行っているのですが、沿道でのマラソンランナー応援のための横断幕の製作は初めてです。 走っているランナーたちが一目でわかり、勇気づけるためのメッセージをコンセプトして考えた結果、できた作品がこれです。 なお、この横断幕は12月3日から1月23日まで姫路市内のイオン大津ショッピングセンターにて、事前展示してくれていますので、その間にこちらに行かれる機会のある方は、近くで見てみてください。            真冬の姫路で熱い戦いが   「世界遺産姫路城マラソン2019」は来年2月24日(日)9時スタートです。 フルマラソンは7千人、ファンランは約4千人の合計1万人以上のランナーが全国から集結し、世界遺産姫路城を前にして熱い戦いを繰り広げます。 当日は、熱い思いを込めたこの横断幕を持って、頑張るランナーたちを精一杯応援したいと思います。 当日現地に行かれる方で、この横断幕に気付かれた方がいれば、是非とも手を振って下さい。 より一層の声援でお応えしたいと思います。     リンク 姫路城マラソン2019...

  兵庫県の北部にある山間部の自然豊かな町、養父市大屋町は木彫・木工、絵画・書道・陶芸・染織など、様々な分野で数多くの芸術家が活動しています。 そこで養父市では地域資源と芸術資源を新しいまちづくりに結びつける「おおやアート村構想」を町全体で進めています。     そして2012年、地域で廃校になった学校施設を活用することで「おおやアート村構想」の拠点としての、「おおやアート村BIG LABO」が誕生し、アートとくらしをつなぐ大きな実験室と称して、芸術家の育成や地域の芸術文化活動の振興を推進しています。       大宇宙★展に出展   「おおやアート村BIG LABO」では、2018年3月17日から8月31日まで企画展として「大宇宙★展」を開催しており、全国各地から宇宙をモチーフにした様々なアート作品を公募していました。 その噂を聞きつけた本校美術部 菅 君はじめ、有志部員がそれに応募し、作品は先日まで展示されていたのです。       作品に関しての条件はとにかく宇宙をモチーフにしていること、それだけです。 なので、出展されている作品はそれぞれの作者が思い描く宇宙をイメージして製作されており、作品ごとの独特な世界観に圧倒されてしまいます。       つくる!まなぶ!たのしい!   この「おおやアート村BIG LABO」ではつくる!まなぶ!たのしい!をコンセプトにして、季節ごとに様々な展示やイベントが行われています。 それぞれの分野で活躍しているプロのアーティストから学ぶことができるワークショップなども定期的に開催しており、家ではできないアート体験が手軽に楽しめる魅力いっぱいのスポットです。 9月になって少しずつ秋の気配が近付いてきましたが、芸術の秋にはいつか機会を見つけてアート好きな生徒たちと「一緒に活動」してみたいと思っています。   おおやアート村 BIG LABO公式HP http://biglabo.com/...

過日、第35回 西播美術展に於いて、3年生 石井 君が「奨励賞」を受賞いたしました。本校に入学し、美術・陶芸部で本格的陶芸製作に出会い、3年生の夏に大作にチャレンジしました。その作品が本美術展で高く評価され、美術・陶芸部員として有終の美を飾ってくれました。        作品名 『天空の湖』     昨年9月16日 窯焼きを行う石井 君  3年間 学業・芸術活動ともに励んでくれました。 ...

9月16日・17日の2日にわたり、美術・陶芸部が本格的な薪窯による陶芸制作を行いました。電気窯を有する美術・陶芸部ですが、毎年この時期、地域の愛好家の方のご厚意で薪釜をお借し頂き、本格的な窯焼を行っています。伝統的な手法による味わい深い作品は、10月14日(土)姫路市北部市民センターで開催する学校行事「第3回 自由ヶ丘フェスティバル」で展示し、コンテストへ出品します。      ...