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【カルチャー】ものづくりの喜び 世界に一つだけの作品をつくる ~美術陶芸部~

11ステージ クラブ活動 ニュース  2018年5月30日 水曜日 18:00

自由ヶ丘高校には、芸術や創作活動が好きな生徒たちに人気のある美術陶芸部があります。

総勢16名の部員が在籍しており、希望する陶芸と絵画のそれぞれの活動を楽しんでいます。

 

今回は陶芸の創作活動についてピックアップして紹介したいと思います。

 

 

本格設備が充実

本校には陶芸専用の設備として、電動ろくろだけでなく、電気窯(でんきがま)や灯油窯(とうゆがま)などがあります。

これだけの本格設備が校内にあるのは珍しいと思います。

 

 

 

電動ろくろとは機械で回転する板の上に粘土を置き、その回転を利用して指で作品の形を成形していくものです。

テレビや映画で一度は見たことがあるのではないでしょうか?

 

 

 

電気窯や灯油窯は成形された作品を粘土から陶器になるまで、数時間かけて焼き付けする窯です。

作品の用途に応じて、仕上げ具合が異なるので、それぞれを使い分けています。

 

例えば、電気窯は電気制御された温度管理ができるので、安定した綺麗な仕上がりとなります。

それに対して、灯油窯は燃焼する炎の温度を調整しながら、適度な頃合いを図って焼き付けするので、より趣のある独特の風合いを持った仕上がりになります。

 

 

 

陶芸の手順

陶芸のイメージは何となくわかるけど、実際にどうやって作るのか知っていますか?

せっかくの機会なので、簡単に説明したいと思います。

 

①粘土を練る・・・粘土を手でこねて中に含まれている空気を抜いて固さを均一にします。

②成形・・・ろくろの上で回転する粘土を指やヘラを使って、作品の形を作ります。

③自然乾燥・・・作品の大きさによって異なりますが、1週間から1か月程度かかります。

④素焼き・・・窯の中で800℃の温度で約8時間かけて焼き上げます。

⑤絵付け・・・筆を使って、専用の絵の具で模様を描きます。

⑥釉薬(ゆうやく)かけ・・・表面をガラス状にするためのうわぐすりを塗ります。

⑦本焼き・・・絵付けされた作品を窯の中に入れ、1260℃の温度で約12時間かけて焼き上げます。

 

これで完成です。

だいたい一つの作品が完成するまでに1ヶ月以上かかるのです。

 

作品ギャラリー

そんなたくさんの工程を重ねて作り上げた作品をいくつか紹介したいと思います。

これらすべて部員たちの手作り作品ですよ。

 

     

 

 

 

 

世界で一つだけの作品

陶器でつくられた茶碗や花瓶などを目にすることは多いですが、手作りするとこんなに手間がかかることを今回初めて知った方もいるのではないでしょうか?

それでも部員たちは、作品が完成した時の喜びは何事にも変えられない喜びだと言います。

努力と工夫がぎっしり詰まった世界で一つだけの作品は一生の宝物になりますね。

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