【カルチャー】「姫路お城まつり」にランドスケープサークルが参加しました 2018.05.15
自由ヶ丘高校のある姫路市では、5月11日(金)から13日(日)までの3日間、初夏の訪れを告げる恒例イベントとして、「姫路お城まつり」が開催されました。
「姫路お城祭り」は戦争による被害を逃れた姫路城を戦後復興のシンボルとして盛り上げるために、昭和23年より始まりました。
つまり今年で第69回を迎える由緒あるお祭りなのです。
姫路城周辺が大盛り上がり
会期中の3日間は、主役である姫路城を中心に周辺の各会場で様々な関連イベントが行われました。
メインイベントは千姫などの姫路城にゆかりのある歴史上の人物の時代パレードが有名ですが、それ以外にも若者向けの音楽フェスや薪能公演など色々と盛りだくさんです。
風薫る和傘の灯り
そのうちの一つとして、姫路城南西にある家老屋敷跡公演にて開催されたのが、「風薫る和傘の灯り~竹紙でつながる笑顔の絆~」です。
姫路の名産である竹紙を使用して和傘をつくり、夜にはそれらすべてを光のオブジェとしてライトアップするという企画です。
ランドスケープサークルより10名が参加
その企画には姫路市内の学校や市民団体を中心に約50名が有志スタッフとして集まりましたが、そのうち10名は本校ランドスケープサークルからの参加です。
本校はこの行事には毎年参加しており、今年も主催者より直々のラブコールを受けて、参加することになりました。
ライトアップされ幻想的に
本校では和傘の製作は4月から校内で少しずつ開始し、当日までに10本を製作しました。
それが、あらかじめ設置された展示台に組み込まれ、大きなオブジェに変わるのです。
これが、夜間照明にライトアップされた作品です。
暗闇の中、幻想的に浮かび上がる光のアートに観客からも大きな歓声が上がり、スタッフ一同が大成功を確信しました。
生徒たちは時間の関係上、この光のアート作品をリアルタイムに見ることは出来ませんでしたが、何よりも観客の皆様が喜んでくれたことが嬉しかったようです。
製作に関わる約1ヶ月間はとても忙しい時間でしたが、その苦労があってこその喜びは、思い出と共にいつまでも心に灯り続けることでしょう。
※姫路お城まつり公式サイト
https://www.city.himeji.lg.jp/contents/oshirofes/index.html