12月24日、二学期終業式の様子をご紹介いたします。     コロナ禍での二学期   生徒たちの成長と学びの環境を維持するため、教職員・生徒が一丸となって新型コロナウイルス感染予防に努めてきました。その結果、新型コロナウイルス感染を予防できたことに加え、体調不良生徒大幅減の1年となり、本日無事に二学期終業式を迎えることができました。新型コロナウイルス感染拡大第三波の中、生徒たちには本校での生活で身に付いた感染予防の行動・意識を自宅でも生かし、三学期始業式ではみんな元気に再会できることを願います。         表彰伝達式   ◆美術陶芸部 「第12回 美術工芸甲子園」 【審査員特別賞】 3年 吉岡 君     ◆陸上競技部 「第55回 西播高校ジュニア陸上競技対校選手権大会」男子やり投げ【第3位】・男子ハンマー投げ【第2位】 2年 吉田 君     ◆中国語サークル 「第三十八回 全日本中国語スピーチコンテスト 兵庫県大会」朗読・高校生の部【優秀賞】 2年 北村 君         ご挨拶   本年も多くの皆様に本校HPをご覧いただき、誠にありがとうございました。    ...

本日はビブリオサークルをご紹介します。     知的書評合戦   数年前より見聞きし始めた「ビブリオバトル」ということば。その歴史を調べると2007年京都大学の大学院生が考案した「知的書評合戦」が始まりです。ビブリオバトルは、自分が読んで面白いと思った本を持ち寄り、それぞれが5分間でプレゼンし、2~3分の質問に答える時間を持ちます。その後参加者全員でディスカッションを行い、全員がプレゼンからの一連の流れを終えた後、「誰の本が一番読みたくなったか」を投票で競いあいます。本校では「好みにとらわれない本との偶然の出会い」を求め、3年前より「ビブリオサークル」が発足し、校内ビブリオバトルの開催や、学校行事などでの実演などを行い、校内の読書の推進を行っています。            兵庫県ビブリオバトル高校生大会   1月13日(月・祝)、兵庫県立図書館で行われた「兵庫県ビブリオバトル高校生大会」に2年 山下 君が出場しました。バトル形式であり勝敗も重要な点ですが、なにより他校高校生とのバトル・交流の中で、多くの本と出合うことができました。いままでの自分の好みで「選びとる」という本との出会いに比べ、人から紹介された「本との偶然の出会い」は、知的好奇心が刺激されると共に、世界の広がりを感じます。ビブリオサークルのメンバーは、今回の大会から大きな刺激を受けて帰ってきました。           ...

本日は将棋サークルの活動を紹介します。     多種多様なサークル活動   本校では生徒たちの興味関心を専門領域にまで高める場として「サークル活動」を推奨しています。軽音楽サークルや歴史研究サークル、クッキングサークルやボランティアサークルなど歴史の長いサークルに加え、近年では「プログラミング」「ドローン」「ビブリオ」「漫画・グラフィック」など様々なサークルが誕生しています。そんな中、過去休部となったクラブが2年前サークルとして復活しました。それが「将棋サークル」です。           将棋サークル   現3年生 後藤君が1年生の時に立ち上げた「将棋サークル」 その年、将棋を愛好する生徒が多く、発足に漕ぎ着けました。そして今回 後藤君の後輩たちが、11月23日(土)、淳心学院高校で行われた「第43回兵庫県高等学校総合文化祭将棋部門」団体戦に出場いたしました。彼らにとって初の校外試合です。結果は敗退でしたが、「好き」を通じて出会えた他校生徒との交流の機会となり、本校将棋サークル員は大きな刺激を受けて帰ってきました。     「第43回兵庫県高等学校総合文化祭将棋部門」団体戦         「好き」から始まる   「好き」を通じて仲間が集まり、共に刺激し高めあうサークル活動。本校では学術・文化に発展する可能性があると考えられる活動を「サークル」として公認し、サポートを行います。先日も本校ではオープンキャンパスが行われ、多くの中学生が見学に来てくれました。彼らが入学する来年度、新サークルの誕生を楽しみにしています。          ...

本日は中国語サークルの活躍をご紹介します。     近畿地区高等学校中国語弁論大会   11月2日(土)、大阪府立東淀川高等学校で開催された「近畿地区高等学校中国語弁論大会」に、1年 松井 君が初出場し、課題原稿の暗唱を行いました。         中国語サークル   中国語彼の活動は「第5回 自由ヶ丘フェスティバル」でも紹介され、多くの生徒・保護者様から驚きと賞賛の声を浴びました。今回の大会で他校高校生のレベルの高さを知り、大きな刺激を受けた松井 君。今後の活躍が期待されます。      ...

本日は10月19日(土)に開催しました「自由ヶ丘フェスティバル」の裏側をご紹介します。     特技・知恵を持ち寄り、それそれの場でリーダーとなる   年間最大の学校行事である「自由ヶ丘フェスティバル」は、実行委員長を中心に舞台進行や音響・照明など14もの部署にわかれ、生徒たちが持ち寄った特技を生かして作り上げます。教員はサポートに徹し、生徒間の協力の中でおこる葛藤をあえて体験させ、乗り越えさせる機会とします。                  達成感・感動を共有する   本校では学校行事を、天才肌の生徒が一人で活躍して作るものではなく、仲間と協力することに重点をおいた組織でチームワークやリーダーシップを育む機会としています。本番までの限られた時間のなか、すばらしいフェスティバルを作り上げようと、生徒たちはどこかで無理をしているところもあったはずです。その経験・時間を経て「自由ヶ丘フェスティバル」の終了を迎えた生徒たちは、達成感と感動で涙ぐむ者も。今回のこの経験は、今後の彼らの人生において大きな糧となることでしょう。                           ...

本日は「校内 プログラミング コンテスト」の様子をご覧いただきます。     校内プログラミングコンテスト     プログラミング教育に重点を置く本校では、情報授業での学習はもちろん、生徒独自で深化・研究を促すため「校内プログラミングンテスト」を開催しています。今回は scratch部門・python部門・課題部門・自由課題部門の四部門に分け、過去に未提出のオリジナルプログラムで競い合いました。          専門家が審査   ロボット制御や3DCAD関連の著書執筆の経歴をもつ学校長が委員長となり、情報科教員を中心にプログラミングに精通した教員4名が一つ一つのプログラミングを審査し、全部門109のエントリー作品の中から優秀な作品を選び出しました。最優秀賞1名・優秀賞2名・審査員特別賞1名が選ばれ、全校集会で表彰を受けました。                    日常に「プログラミング」がある環境   本校では教科「情報」へのプログラミング導入を見据え、3年前よりプログラミング実習を導入しています。現在は1年次(scratch)から2・3年次(python)まで、文系・理系問わず実習を進めています。Ai、IoT 時代の到来を受け、今後誰もがプログラミングを行うことが当たり前になると予想されます。生徒たちの苦手意識の払拭し、プログラミングの可能性を啓蒙するため、校内に限らず学寮でも、いつでもパソコンに触れられる環境と指導体制の更なる充実を目指します。       ...

8月10日(土)、夏季休暇を利用して歴史研究サークルが、「国宝 姫路城」を訪ねました。     歴史研究サークル   「歴史研究サークル」は、歴史に興味を持つ生徒たちが集い、授業以上の知識を実際に目で見て肌で触れて育むサークルです。社会科教員である顧問が、寮内座学による研究のサポートを行ったうえで、史跡探訪の引率をします。研究成果は学校行事での発表をはじめ、地元紙に掲載されたりしています。          恵まれた環境   本校がある姫路市は「国宝 姫路城」を有する街です。この好条件を逃す手はなく、本校歴史サークルは毎年「姫路城探訪」を企画しています。サークル員たちは、歴史的価値を有する実物を目の当たりにし、戦国時代に思いを馳せます。この体験から学ぶ一つの知識は連鎖を生み、ゆくゆくは日本史への深い造詣に繋がります。             興味・関心から得意分野・専門知識へ   本校では生徒の興味・関心を刺激する機会として「寮内サークル活動」を推奨しています。本校のサークル活動から得た刺激・モチベーションが、将来進路の獲得につながることを期待し、サポートを行っています。          オーストラリア語学研修旅行 特設ブログ開設 9月1日より1週間、本校2学年がオーストラリア ケアンズにて語学研修旅行を行います。Cairns college of English 社での語学研修やホームステイ体験、学校交流を予定しております。研修中、生徒たちの学びと感動の姿を、引率教員が下記ブログから現地速報としてお伝えする予定です。ぜひご覧ください。 令和元年度 自由ヶ丘高等学校海外語学研修旅行【オーストラリア】   ...

本日は6月29日(土)に開講した「コミュニケーション心理学入門」の出張講義の様子をご紹介いたします。       西尾 教授 来校   流通科学大学よりコミュニケーション心理学・教育方法学を専門とされる西尾 範博 教授をお招きし、「コミュニケーション心理学入門」の講義を行っていただきました。受講生は1・2年生の次期リーダーを目指す生徒たちです。          傾聴力を磨く ポジティブな言葉を使う   コミュニケーション能力を磨くには、相手を知り理解しようとする姿勢、傾聴力を磨く必要性があること。またポジティブな言葉が好影響をもたらす仕組みなど、多くの生徒が興味をもっている「心理学」の側面からわかりやすく解説をいただきました。            リーダーとして   本校は「未来のリーダーを育成する高校」です。学習活動だけではなく「寮」や「多彩な活動」で、多くの生徒が様々な場面で自身の得手を生かし、実践の場でリーダーシップを磨きます。リーダーとなり人を動かすのはとても難しいことです。生徒たちは在学中にその難しさを知り、「真・善・美」の率先垂範とコミュニケーションの大切さを学びます。この経験は将来社会で大きく生かせるスキルとなることでしょう。    ...

本日はコンピュータ・サイエンス部の活動をご紹介します。     寮のある高校   本校の最大の特徴でもある「寮」  学校の授業に加えチューターによる寮の学びが実現する「学力の向上」はもちろん、自立心と自律心の涵養、先輩が後輩のサポートを行う「ブラザーシステム」によるリーダーシップ力や「人を思いやる心」が育つ場所です。そして近年本校が力を入れる「多彩な活動」を行う場所でもあります。「多彩な活動」とは従来のクラブ活動に加え、寮の自由時間や休日に行うサークル活動を指します。その中でも「コンピュータ・サイエンス部」はサークルから部活動に昇格した注目クラブです。             ドローン プログラミング飛行   本年度よりコンピュータ・サイエンス部が導入した「Tello EDU」 プログラミングによる飛行が可能な機体で、複数機による編隊飛行ができます。本校では4機の機体による編隊飛行を計画しており、現在1年1組 松中 君がプログラミング言語「 Python 」を用いてプログラミング飛行を研究中です。       マインクラフトから   「ドローンプログラミング飛行」に挑戦しているのは今年入学した 松中 君。彼は、決められた手順がなく操作自由度の高いゲーム「マインクラフト」からプログラミングに興味を持ちました。入学後「コンピュータ・サイエンス部」に入部し、本格的にプログラミング学習をスタートしました。顧問 入江田 先生(情報科)のサポートの元、プログラミングの初歩から学習を進めています。           多彩な活動   今回、活動について取材した松中君から「楽しい」という言葉がありました。楽しみながら学んだ知識が、プロフェッショナルのスキルに到達することは、多くの先人が示しています。彼にの今の「楽しみ」が、将来に生かせるスキルへ昇華するかもしれません。       オープンキャンパスが始まりました   本校では、生徒たちの「興味・関心」を専門分野へ繋ぐ橋渡しとして、寮での「多彩な活動」を推進しています。オープンキャンパスではぜひ、寮生活を見学してください。   http://jiyuugaoka.ed.jp/opencampus/...

  自由ヶ丘では12月16日(日)にオープンキャンパスを開催していましたので、翌日の12月17日(月)は代休となっていました。 日曜日の代わりの休日ですので、生徒たちはそれぞれの部活動や課外活動をエンジョイするところですが、寮のボランティア委員会では委員長が発起人となり、校外でのボランティア活動に参加しようということになりました。     倉敷市真備地区で災害復興ボランティア   参加したのは2年生の有志生徒8名と引率の教員1名の合計9名です。 本校は全寮制ということもあり、岡山県や広島県という7月の西日本豪雨災害で大きな被害を受けた地域から来ている生徒も大勢いるので、復興に向けて前進しているこれらの地区に対して、少しでもお手伝いをしたいという思いを以前から持っていました。 そこで、今回はその思いを行動にする良い機会ということで、岡山県倉敷市真備地区での災害復興ボランティアに参加させていただきました。       復興に向けて   倉敷市真備地区というと、周辺の川の氾濫により町全体が水没したという痛ましい映像を目にしたことがあると思いますが、あれから5ヶ月の月日が経ち、町は少しずつですが復興に向けて進んでいるように見えました。 当日の朝、倉敷市のボランティアセンターで受付をしてもらい、任命された役割は災害ごみの仕分けです。 大型の災害ごみはすでに回収されているのですが、重機では片づけきれない小さなゴミの中には、ガラスや金属、コンクリートや木材などの様々な物が混じっており、これらを種類別に仕分けするというのは大変な仕事でした。         また、もう一つの役割は側溝に埋まった土砂を掘り出す作業です。 そしてその掘り出した土砂の中にも、様々な物が混じっているので、種類別に仕分けをするという作業が伴います。 町が復興するためには、想像がつかないほどの、大変な苦労と手間がかかるということを思い知らされた作業でした。        助け合うことの大切さ   今回のボランティア活動は10時から15時までの約5時間に渡って作業をさせていただきました。 作業終了後に活動区域の状況を振り返ってみると、全体からするとまだまだですが、わずかながらも確実に前進していることがわかります。 しかしながら、改めて思うことは、継続していかなければならないことです。 自然の猛威の前では人間は無力ですが、助け合うことで乗り越えていくことができるはずです。 そのためにも、今後も定期的に現地を訪問し、より多くのメンバーでわずかながらでも、助け合いの輪を広げていきたいと思います。     【外部リンク】倉敷市災害ボランティセンター...