【ミュージック】「和太鼓松村組」講師来校 プロの指導の様子をお伝えします 2018.05.26
4月のニュース記事でも紹介しましたように、本校の和太鼓部は神戸を起点に世界中で活動している和太鼓のプロ集団「和太鼓松村組」の奏者が講師として定期的に来校され、指導をしてくれています。
本日5月26日(土)が来校される日であるという情報を聞きつけたので、指導風景を取材させていただきました。
指導者はこの人
いつも本校に来校していただいて、プロの指導をしてくれていますのは、こちらです。
「和太鼓松村組」の主要メンバーでチームの中核として活動されている 政本憲一さんです。
せっかくの機会なので、紹介代わりにプロの演奏を聞かせていただきました。
想像以上の大迫力に圧倒されました。
いつも和太鼓部の演奏を聴いているので、和太鼓の迫力は知っていたつもりですが、想像を大きく超える重低音です。とにかくすごいです。
政本憲一さんにインタビュー
Q.本校の和太鼓部の指導をしていただいたのはいつからですか?
A.6年くらい前から講師として、指導しています。
Q.本校和太鼓部の最初の印象は?
A.独学で学んでいたので、荒削りな面はありましたが、やる気と熱意に感動したのを覚えています。磨けば光ると確信しました。
Q.あえて言うと課題は何だと思いますか?
A.個人の技量を上げることも重要ですが、メンバーそれぞれの個性をひとつに束ねて、チーム全体の合奏力を上げることが大切です。ただし、これは指導者としての私の課題でもあります。
Q.更に飛躍するためのアドバイスをお願いします。
A.和太鼓をより音楽として発展させるためには、和太鼓だけではなく、他の楽器や音楽にふれることも大切だと思います。和太鼓という楽器は他の様々な楽器とセッションすることで、新たな魅力を見つけることができる素晴らしい楽器だということを忘れないでください。
プロの指導の風景
インタビュー終了後、早速練習が開始されました。
指導スタイルは、とにかく一緒に演奏するやり方です。
言葉で説明するよりも、一緒に音を奏でながら、一人ひとりに声を掛けてアドバイスしています。
とにかくみんなが楽しそうに演奏しているのが印象的です。
思いはひとつ
今回の指導風景を取材させていただいて、感じたのは距離の近さです。
最初はプロの奏者ということで手が届かない存在かと思っていましたが、すごく気さくで自由ヶ丘を愛してくれている様子を感じました。
政本さんいわく、「指導を通じて自分も成長していきたい」とのことで、同じ思いを共有したこの関係はいつまでも続いてほしいものですね。
・「和太鼓 政や」 webサイト