倉敷市真備地区の災害復興ボランティアに参加しました 2018.12.18
自由ヶ丘では12月16日(日)にオープンキャンパスを開催していましたので、翌日の12月17日(月)は代休となっていました。
日曜日の代わりの休日ですので、生徒たちはそれぞれの部活動や課外活動をエンジョイするところですが、寮のボランティア委員会では委員長が発起人となり、校外でのボランティア活動に参加しようということになりました。
倉敷市真備地区で災害復興ボランティア
参加したのは2年生の有志生徒8名と引率の教員1名の合計9名です。
本校は全寮制ということもあり、岡山県や広島県という7月の西日本豪雨災害で大きな被害を受けた地域から来ている生徒も大勢いるので、復興に向けて前進しているこれらの地区に対して、少しでもお手伝いをしたいという思いを以前から持っていました。
そこで、今回はその思いを行動にする良い機会ということで、岡山県倉敷市真備地区での災害復興ボランティアに参加させていただきました。
復興に向けて
倉敷市真備地区というと、周辺の川の氾濫により町全体が水没したという痛ましい映像を目にしたことがあると思いますが、あれから5ヶ月の月日が経ち、町は少しずつですが復興に向けて進んでいるように見えました。
当日の朝、倉敷市のボランティアセンターで受付をしてもらい、任命された役割は災害ごみの仕分けです。
大型の災害ごみはすでに回収されているのですが、重機では片づけきれない小さなゴミの中には、ガラスや金属、コンクリートや木材などの様々な物が混じっており、これらを種類別に仕分けするというのは大変な仕事でした。
また、もう一つの役割は側溝に埋まった土砂を掘り出す作業です。
そしてその掘り出した土砂の中にも、様々な物が混じっているので、種類別に仕分けをするという作業が伴います。
町が復興するためには、想像がつかないほどの、大変な苦労と手間がかかるということを思い知らされた作業でした。
助け合うことの大切さ
今回のボランティア活動は10時から15時までの約5時間に渡って作業をさせていただきました。
作業終了後に活動区域の状況を振り返ってみると、全体からするとまだまだですが、わずかながらも確実に前進していることがわかります。
しかしながら、改めて思うことは、継続していかなければならないことです。
自然の猛威の前では人間は無力ですが、助け合うことで乗り越えていくことができるはずです。
そのためにも、今後も定期的に現地を訪問し、より多くのメンバーでわずかながらでも、助け合いの輪を広げていきたいと思います。
【外部リンク】倉敷市災害ボランティセンター