伝統を伝え、受け継いでいく「伝達式」 

本日は1月26日(日)に行った、「伝達式」をご紹介します。

 

 

伝達式

 

開校以来、長年に渡って受け継がれる本校の伝統の一つに、「伝達式」があります。2年生が、退寮の日を迎えた3年生に感謝の念を伝えると共に、最上級生となる来年度の寮運営や自身の進路などについて、達成の誓いを立てます。また3年生は3年間の学校・寮生活から大きく学び成長した自身の雄姿を後輩に示し、これから自由ヶ丘高校を支えていく1・2年生を鼓舞します。このように、先輩・後輩がお互いに感謝し、励まし、熱い思いをぶつけ、お互いに健闘を祈るのが、本校の伝統行事「伝達式」です。

 

         

 

 

全寮制で磨かれた力

 

全寮制の本校では、教員は親であり、先輩・後輩・級友は兄弟という側面をもっています。大家族として共に過ごした本校の3年間には、楽しい時を分かち合い、苦しい時に励まし合った人たちがいました。そして今、3年生が経験する恩師・後輩・級友との「別れ」が、またさらに彼らを大きく成長させます。本校での3年間で身に着けた知識や社会人基礎力、そこから培った自身への「誇り」を胸に学校・寮を後にし、次のステージへの準備期間に入ります。