「人を通して本を知る、本を通して人を知る」 読書の秋にはビブリオバトルをおすすめします 

 

 10月になり本格的に秋が深まってきました。

秋というと、芸術の秋や体育の秋、また食欲の秋など、とにかく日本の秋は色々なことが楽しめるすばらしい季節ですよね。

そんな秋には読書を楽しみたいという人もたくさんいると思いますが、自由ヶ丘では、読書好きの有志メンバーが集まって、定期的にビブリオバトルを行っています。

 

 

 

ビブリオバトルを知ってますか?

 

ビブリオバトルとは簡単に言うと、本の紹介合戦です。

参加者たちは、それぞれが自分のお気に入りの本を読んだ感想を紹介し合い、それらを聞いたすべての参加者が自分が一番読みたいと思った本に投票するのです。

ビブリオバトルの歴史はまだ浅く、10年くらい前に京都大学の研究室で行われたのがきっかけで、読書普及運動とともに全国的に広がっていったのが始まりのようです。

 

 

 

 

自由ヶ丘は読書天国

 

本校には校内の図書室だけでなく、それぞれの寮の中にもミニライブラリーがあります。

各クラスの図書委員はもちろんのこと、寮の中にも図書委員がおり、定期的に生徒たちの希望を参考にして、人気図書を中心に購入しています。

また、学校全体で年間1万ページ読書運動を推進しているので、中学生時代には本を読む機会が少なかった生徒が、本校入学後に読書の魅力にはまっていくこともよくある話です。

 

 

 

 

人を通して本を知る、本を通して人を知る」

 

読書好きの生徒たちが、自分が面白いと思う本を仲間に勧めることはよくあると思いますが、それを単なる紹介で終わらせずに、プレゼン形式で行う書評合戦としてビブリオバトルを行うようになりました。

ビブリオバトルは定期的に開催しており、月に一度は土曜日の午後に校内の図書室で行っています。

今回は、有志メンバー5名の参加でしたが、参加者はその日によって様々で、本校生徒であれば、誰でも参加は大歓迎です。

 

    

 

 

自由ヶ丘フェスティバルでもプレゼンします

 

自分が面白いと思う本を紹介するのは、簡単と思うかもしれませんが、自分が感じる面白さを他人に伝えるというのは案外難しいものです。

伝えたいことを伝えるためのコツは、以前のプレゼン講習会で教わったばかりなので、10月20日(土)の自由ヶ丘フェスティバルでは、プレゼン形式でビブリオ活動を発表します。

有志メンバーは、他にも色々な活動を掛け持ちしているので、当日まで大忙しですが、年間最大行事での発表を楽しみにしています。