「高校生絵のまち尾道四季展」に向けて 絵のまち尾道を散策しました 

 

坂の町として有名な広島県尾道市では、歴史ある古寺やレトロな建物がひしめき合い、迷路のように続く路地や坂道が独特の風情を描いています。

その町全体を芸術作品として広めようと、国際芸術文化都市を目指す尾道市では、「絵のまち尾道」をアピールするとともに、高校生の芸術文化意識の高揚を目的に、全国絵画公募展として「高校生絵のまち尾道四季展」を2年に1回のビエンナーレ方式で開催しています。

次回の開催は今年の11月なのですが、それへの出品と入選を目標にしている美術部の生徒たちは、冬休み期間に現地視察のために尾道市を訪れ、モチーフとする風景の散策を行いました。

 

 

芸術的な街の風景

 

尾道に到着した部員一同は、まずは尾道を代表する観光地である千光寺公園を目指し、そこを起点に周辺の街を散策しました。

部員たちの多くは尾道を訪れるのは初めてのようで、眼下に広がる町と海とが混ざり合う独特の風景に感性が刺激され、あちらこちらで写真を撮りました。

 

  

 

最初の課題はスケッチから

 

目標とする「高校生絵のまち尾道四季展」への入選は簡単ではありません。

毎回、全国から多数の応募があり、かなり高いレベルの作品が出品されています。

なので、本作品の製作に取り掛かるまでの準備段階として、全部員にスケッチの課題が出されました。

滞在時間の関係より、現地で行うことが難しいため、それぞれの部員は自分が気に入った風景をピックアップして写真に収め、スケッチ製作は冬休みの課題として持ち帰りました。

 

       

 

入選を目指して

 

作品の出品となる11月までにはまだまだ時間はあります。

そして、出品することが目標ではなく、入選が目標です。

残された時間の中で、目的をはっきりと持った計画を立てて取組み、何としても目標の入選を勝ち取るために、今年の美術部は年の初めから燃えています。

 

 

 

※「高校生絵のまち尾道四季展」リンク

https://www.onomichi-museum.jp/competition/3.html