3年間の思いをこめて ~伝達式と3年生退寮セレモニー~ 

 

今シーズン一番の寒波が到来した1月27日(日)、自由ヶ丘では3年生の退寮を祝した行事が行われました。

 

伝達式

 

午前中は体育館にて、開校以来長年に渡って受け継がれてきた伝統行事である伝達式です。

伝達式とは、3年間の学校生活や寮生活を経験し、春からは新たな進路に向けて巣立っていく3年生から、これからの自由ヶ丘を支えていく在校生に向けての熱い思いを伝え、自由ヶ丘イズムを継承していくための式典です。

まず最初は、2年生の代表生徒より、お世話になった3年生の先輩に向けての感謝の気持ちや、それらを受け継いでこれからの自由ヶ丘を担っていく決意を込めた言葉を贈りました。

 

 

そして3年生代表生徒は、苦楽を共にした後輩や先生方に向けての感謝の思いや、これからの自由ヶ丘に向けてのエール、またこれから先の将来に向けての決意表明を力強く宣言しました。

声を震わせながらも、涙をこらえての熱い想いを込めた言葉たちは、会場にいる全員の心に強く響いたと思います。

 

  

 

 

歓送会

 

午後からは場所を大食堂に移し、退寮前の最後の晩餐となる豪華ランチを囲んでの歓送会を行いました。

この歓送会についても、退寮する3年生を少しでもたくさんの思い出と笑顔で送り出したいという気持ちを込めて、2年生が企画をして行う大切な伝統行事です。

壇上では、退寮を祝してのくす玉が割られ、華やかな門出を盛り上げます。

そして、様々な場面で先頭に立って、自由ヶ丘を引っ張ってくれた寮役員であった3年生に向けて、おめでとうの思いを込めた花束を贈りました。

 

  

 

 

3年生からは、2つの寮の寮長が代表して、御礼の言葉を返しました。

午前中の伝達式とは違い、笑顔と笑いにあふれたスピーチで、会場は大いに盛り上がりました。

 

 

 

最後は、在校生全員で花道を作り、その中を3年生が退場する恒例セレモニーです。

ここでは、3年生も在校生もみんな、感情があふれ出し、涙と笑いに包まれながら抱き合ったり、写真を撮ったりして、最後の名残を惜しみました。

 

  

 

 

退寮おめでとう!!

 

お伝えしましたように、3年生は1月27日(日)を以て、退寮しました。

現在は難関大学受験に向けて頑張っている生徒もいれば、春からの新たな進路に向けての準備に励んでいる生徒もおり、それぞれが現在の自分にとって大切な時間を過ごしていると思います。

3年生の皆さん、退寮おめでとうございます。

次に皆さんに会えるのは3月1日(金)の卒業式です。

卒業式の日には全員が次の進路を決めて、さらに晴れやかな表情で再会できることを楽しみにしています。

自由ヶ丘の3年間の集大成として残された一日を、一生に一度のかけがえのない一日にしましょうね。