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自由ヶ丘ではICT教育に力を入れており、他校に先駆けて「情報」授業でプログラミング指導を行っていることは以前にお伝えしましたので、ご存知の方も多いと思います。
また、より高度なプログラミング技術の習得や応用を希望する生徒は、最新設備の充実したコンピュータ・サイエンス部に所属し、自分のスキルに応じた目標を持って、毎日活動しています。
「姫路情報システム専門学校」で訪問実習
そんなコンピュータ・サイエンス部の有志部員は先日、「姫路で最先端の学びを」をスローガンにし、様々な分野の講師と最新鋭のICT設備が充実した「姫路情報システム専門学校」に訪問実習のためにお邪魔させていただきました。
同じ姫路市にある専門学校ということもあり、本校の卒業生の進路先としてもお世話になっているご縁から、今回の訪問実習の機会をいただくことができたのです。
ちなみに「姫路情報システム専門学校」は1988年の開校から30年以上の歴史のある学校で、地元では「Himejo」と呼ばれています。
ペッパー君がお出迎え
見るからにオシャレな外観の建物で、中に入ると早速実習室に案内してくれました。
そこで、部員たちを待ってくれていたのは・・・
そうです。
ペッパー君です。
ペッパー君については町で見かけたことがある人も多いと思いますが、単なるヒト型ロボットというだけでなく、「感情エンジン」と「クラウドAI」を搭載した感情認識型ヒューマノイドロボットで、よく店舗や飲食店の受付などに採用され、活躍しています。
プログラミングで自由に操る
ペッパー君がどれだけ賢いといっても、あくまでロボットなので、入力されたプログラミングによって動作しています。
対応するプログラミング言語は、Choregraphe、C++、Python、Javaの4言語です。
今回はせっかくなので、講師の先生の指導を受けながら、この中で慣れ親しんでいるPython言語を用いてのプログラミング実習をさせていただきました。
日頃の活動の成果もあり、難なく課題をこなす部員たちに先生も驚きの様子で、指導を進めてくれました。
プログラミングの結果は・・・
そして、そのプログラミングで入力した指令は、じゃんけんです。
その結果、右手をさわると動き出すペッパー君。
「サイショハ、グー」
(ドラムロール♪♪♪)
「ジャンケン、グー」
見事に指示した通りの動作でじゃんけんをすることができました。
部員たちは、驚きと感激でテンション最高潮です。
自分たちで入力したプログラミング言語で、ペッパー君を動かすことができたのです。
プログラミングで未来を拓く
いつもは校内の情報教室で活動し、それぞれが3Dプリンタの活用やアプリ開発を行っている部員たちですが、今回のように校外に出て、より専門的な指導を受けることによって、知的好奇心は大いに刺激を受けました。
世間一般では、まだまだプログラミングについての認識は低い部分はありますが、更に深耕するICT社会の中でプログラミング技術は大変注目されています。
日本では2020年までに37万人のICT人材が不足すると言われており、これからの時代を生きていくのに、必要不可欠な技術と知識であることは間違いありません。
自由ヶ丘では、ICT時代をリードする人材を一人でも多く育てていきたいと考えています。
「姫路情報システム専門学校」HPリンク
https://www.himejo.ac.jp/
「Pepper」情報リンク
https://www.softbank.jp/robot/consumer/products/...