本日は自然科学部の活動を紹介します。     中高生 生物多様性発見応援プロジェクト   12月15日(日)、姫路科学館 講義室で開催された「中高生 生物多様性発見応援プロジェクト」発表会に、本校自然科学部が参加しました。生き物に興味関心のある姫路市内の中・高校生が集い、調査研究の成果を発表いたしました。本校自然科学部員は、校内の豊かな自然の中で出会う「野鳥」とその生態を調査し、「自由ヶ丘高等学校を訪れる野鳥を見分ける図鑑をつくる」と題した研究発表を行いました。                     ...

  本校美術・陶芸部とランドスケープサークルが合同で、5月11日・12日の2日間、姫路城周辺で開催された「姫路お城まつり  心震える播州の祭り~担ぎ上げる姫路愛!~ 」に、歴史絵図パネルの作成 及び ワークショップの製作補助を行いました。     ミニ祭り屋台ワークショップ 製作補助   本イベントで好評のワークショップ。その製作補助として、本年度も本校生が子どもたちに付き添います。安全に配慮し、優しく丁寧に接する本校生の姿に、子どもたちはもちろん保護者の方も安心なさったようでした。            歴史絵図パネル製作依頼   美術・陶芸部員とランドスケープサークル員が協力し、「祭りの起源」をテーマとする歴史絵図作成いたしました。姫路市内にある学校の中から代表校として依頼を受けて作成したパネルは、家老屋敷跡公演での展示を経て、「お城まつりパレード」にも参加しました。           伝統ある地域の恒例行事から学ぶ   毎年5月の恒例行事であり、多くの観覧者を集める「姫路お城まつり」。 この伝統あるイベントに、今年も本校生に参加のオファーをいただきました。今回参加した生徒たちは、様々な場面で活躍するプロフェッショナルの方々から刺激を受け、また自身の社会人基礎力が試され学ぶ経験となりました。美術・陶芸部に限らず本校のクラブ・サークルは、地域の行事やボランティア活動などに、運営や出演者・作業者として、積極的に参加しています。校外の方たちとの交流や活動を自身の成長のきっかけとし、将来社会で生かせる見識と経験を広げ増やす機会とさせていただいています。       ...

  平成30年7月豪雨:岡山県倉敷市真備(まび)地区の豪雨災害について   平成30年7月の豪雨によって西日本を中心に多くの地区が、川の氾濫や土砂崩れ、断水などの被害を受けました。その中でも岡山県倉敷市真備地区では小田川の堤防が決壊したことにより、浸水、土砂くずれが相次ぎました。多くの家屋が浸水し、人が住めなくなってしまいました。真備町で多くの方がお亡くなりになりました。その被害は爪跡を残し、現在でも倉敷市災害ボランティアセンターにはボランティア依頼が多く寄せられ、水曜日を除いてボランティアを募集しています。     真備児童館でボランティア   有志生徒26名が早朝に学校を出発し、午前9時、現地に到着。 ボランティアセンターの方に説明を受けました。建造物の壁に残る浸水の跡を見て、5mの浸水がどれほどの災害だったのか改めて実感しました。 真備児童館に移動しました。グラウンドには多くの土砂と枝木が集められていました。       土砂や枝を袋に詰めて、撤去していきます。 グラウンドがきれいになりました。          児童たちの遊びの場が生徒たちの手によって修復されました。 午後3時過ぎに作業を終え、帰りのバスの中では疲れていたのか、災害の爪痕に衝撃を受けたのか、皆無口でした。       ボランティア経験を通して   生徒たちにインタビューしました。 「ボランティアで達成感があった。また行きたい。」 「災害の復興に役立ってよかった。」 自らの行いによって人の役に立つ、社会に奉仕する経験が生徒にとって成長の糧になったのではないでしょうか。 また、SNSを通じてボランティアに感謝された生徒もいました。また機会があればボランティアに参加してみたいと思ったそうです。       復興に向けて   倉敷市では、真備地区復興計画として5ヵ年での再興を目指しています。その為にも多くの計画が立てられていますが、行政の力だけでは限界があるでしょう。今もボランティアの手を必要としています。 今後とも自由ヶ丘高等学校がすこしでも復興のお手伝いができればと思います。     [外部リンク] 倉敷市ホームページ http://www.city.kurashiki.okayama.jp/33460.htm 倉敷市災害ボランティアセンター http://kurashikisyakyo.or.jp/volunteercenter/...

  自由ヶ丘では12月16日(日)にオープンキャンパスを開催していましたので、翌日の12月17日(月)は代休となっていました。 日曜日の代わりの休日ですので、生徒たちはそれぞれの部活動や課外活動をエンジョイするところですが、寮のボランティア委員会では委員長が発起人となり、校外でのボランティア活動に参加しようということになりました。     倉敷市真備地区で災害復興ボランティア   参加したのは2年生の有志生徒8名と引率の教員1名の合計9名です。 本校は全寮制ということもあり、岡山県や広島県という7月の西日本豪雨災害で大きな被害を受けた地域から来ている生徒も大勢いるので、復興に向けて前進しているこれらの地区に対して、少しでもお手伝いをしたいという思いを以前から持っていました。 そこで、今回はその思いを行動にする良い機会ということで、岡山県倉敷市真備地区での災害復興ボランティアに参加させていただきました。       復興に向けて   倉敷市真備地区というと、周辺の川の氾濫により町全体が水没したという痛ましい映像を目にしたことがあると思いますが、あれから5ヶ月の月日が経ち、町は少しずつですが復興に向けて進んでいるように見えました。 当日の朝、倉敷市のボランティアセンターで受付をしてもらい、任命された役割は災害ごみの仕分けです。 大型の災害ごみはすでに回収されているのですが、重機では片づけきれない小さなゴミの中には、ガラスや金属、コンクリートや木材などの様々な物が混じっており、これらを種類別に仕分けするというのは大変な仕事でした。         また、もう一つの役割は側溝に埋まった土砂を掘り出す作業です。 そしてその掘り出した土砂の中にも、様々な物が混じっているので、種類別に仕分けをするという作業が伴います。 町が復興するためには、想像がつかないほどの、大変な苦労と手間がかかるということを思い知らされた作業でした。        助け合うことの大切さ   今回のボランティア活動は10時から15時までの約5時間に渡って作業をさせていただきました。 作業終了後に活動区域の状況を振り返ってみると、全体からするとまだまだですが、わずかながらも確実に前進していることがわかります。 しかしながら、改めて思うことは、継続していかなければならないことです。 自然の猛威の前では人間は無力ですが、助け合うことで乗り越えていくことができるはずです。 そのためにも、今後も定期的に現地を訪問し、より多くのメンバーでわずかながらでも、助け合いの輪を広げていきたいと思います。     【外部リンク】倉敷市災害ボランティセンター...

本校生徒たちにとって寮は生活の場です。仲間たちと共に知恵を持ち寄り、一人では出来ないことに挑戦できるのも、寮の醍醐味の一つと言えます。数年前から自然発生的にじまった、ペットボトルのふたを再生プラスティックの原料として分類する「エコキャップ」運動は、各寮の正式な活動となり、現在も継続されています。     ...