本日は陸上競技部の活躍を紹介します。     第72回 西播高等学校 陸上競技対校選手権大会 男子ハンマー投  第3位   去る5月12日(日)、ウインク陸上競技場(姫路市陸上競技場)で開かれた「第72回 西播高等学校 陸上競技対校選手権大会」に於いて、本校3年田 君が「男子ハンマー投  第3位」を獲得いたしました。             インターハイ出場選手を多数輩出   ハンマー投げに定評のある本校 陸上競技部。OBにインターハイ優勝・準優勝・3位と優秀な成績を収めた選手がいます。その選手たちを育成したのは陸上競技部 顧問 奥道 教諭。2017年には愛媛国体に於いて、日本陸上競技連盟より「高校優秀指導者賞」を受賞しました。教諭の教え子たちが世界を舞台に活躍する日も、そう遠くはないようです。    ...

本日は高校のクラブ活動では珍しい「ゴルフ部」の紹介をさせていただきます。   第18回 兵庫県高等学校 3支部合同ゴルフチャレンジカップ   西播支部大会 第3位   平成31年4月27日に開催された「第18回 兵庫県高等学校 3支部合同ゴルフチャレンジカップ」に於いて、本校3年 岡本君が 西播支部大会 第3位を獲得しました。          上位入賞には訳がある   本校のクラブ活動はそれぞれの専用練習場を有し、他の活動に気兼ねすることなくのびのびと練習を行うことができます。ゴルフ部も例にもれず、部員たちは専用の打ちっぱなし練習場で思いっきりフルスイングしています。            野球部はナイター設備を有する両翼98メートルの専用グラウンドで白球を追います。自転車競技部は校内道路での練習に加え雨天時には屋内専用練習場でローラー練習を行っています。ソフトテニス部・卓球部・弓道部も専用練習場があります。練習場所確保の難しさや活動時間の減少など、高校生の部活動離れが進んでいます。そんな中で本校には、充実した環境と活動時間の確保で、のびのびとクラブ活動に打ち込める環境があります。授業だけでは学べない克己心や向上心を育む活動として、本校ではクラブ活動を奨励しています。                ...

去る3月23日(土)・24日(日)の2日間、姫路キャスパホールで公開された舞台「高校生による演劇公演 ハムレット」に、本校演劇部員が出演いたしました。     俳優オーディション   昨年12月23日より4日間にわたって行われた、俳優オーディションに本校演劇部 六萬 君が参加しました。芸術家 笹部 博司 氏による選考を経て、見事俳優として合格いたしました。         姫路市内高校演劇部員が集い作り上げる舞台   この舞台は兵庫県高等学校演劇研究会 西播支部所属校の演劇部員から有志が集い、合同稽古を経て、有料での一般公開を目指す舞台です。芸術家 笹部 博司 氏を「構成台本・演出」としてお迎えし、ピアノ演奏・歌唱指導・舞台演出などをプロが行う本格的な舞台です。今年で3回目を数えるこの舞台に、本校演劇部員は1回目から出演し、部員の成長の機会としています。他校生徒との共同活動・交流の中で生まれる協力関係や責任感などは、友人同士の校内活動とはまた違う経験・刺激となり、本人の成長はもちろん、得た知識や経験は校内活動にフィードバックしていきます。         多くの仲間たちに支えられて   全寮制の本校は、学校時間に加え「寮」の時間もあります。そのため合同稽古に参加できる時間が少なくなることがありました。その稽古の遅れの挽回に、仲間たちが協力してくれました。また男子校生にはなかなか難しいメイクなどを、他校元演劇部OGが手伝ってくださいました。          本番直前の最終通し稽古には、本舞台で歌われる歌の音楽家である宮川彬良 氏も来てくださいました。         本番を終えて   オーディションを経て役を得ることができたのは喜びです。ただ喜びと同時に、本番までの体調管理やモチベーションの維持など、「本番の舞台に必ず立つ」という大きな責任感を背負います。学業との両立のために限られる稽古時間、本番へのプレッシャーなどを乗り越え、六萬君は無事本番を終えました。そして仲間と共に達成感・感動を得ました。彼にとってこの舞台が、一生の宝物になったことでしょう。      ...

美術・陶芸部を中心に、創作活動のレベルアップを目指した活動が行われています。外部から講師をお招きして教えを請い、またプロの作業場を訪問してご指導を受けるなど、新たな知識・技術を学ぶと共に、新鮮な刺激をいただきました。   備前焼窯元を訪ねて   休日を利用し美術・陶芸部員6名が、備前焼窯元 石野 氏の工房を訪問し、電動ろくろを使った「大皿」制作のご指導をいただきました。          特に陶芸に心惹かれている3年生 菅 君は、学校に戻った後も「大皿」制作の練習を重ねています。彼は自身で作った大皿に、昨年有田焼で研修をした「絵付け」を施した作品を制作したいと考えています。作品は9月末、薪窯を用いた10日間の焼成を予定しています。        キャラクター被写体 体験   大阪総合デザイン専門学校より白井先生・金井先生をお招きし、「キャラクター被写体 体験」のワークショップを開いていただきました。美術・陶芸部・漫画グラフィックサークル員が中心ですが、部活動・サークルの枠にこだわらず、興味関心のある生徒も参加しました。自分の描きたいキャラをラフ・アタリの下書きで絵全体のバランス・骨組みから描く指導をしていただきました。         ...

自由ヶ丘では以前からiPhoneを制携帯に採用したり、授業や寮での学習指導に、iPhone や iPad を活用する等、ICT教育を推進してきました。 その流れはここ数年特に大きくなり、従来のプログラミングサークルをコンピューター・サイエンス部として拡大し、レゴマインドストームやオリジナルアプリの開発等を行うまでに成長してきたのです   ICTとは   ICTという言葉は最近よく目にするようになりましたが、どういう意味かご存知でしょうか? Information and Communication Technologyの頭文字をとってICTと称されていますが、日本語では情報通信技術という意味です。 とにかく、パソコンやスマホ、タブレット端末等を使った情報通信全般をICTと呼んでいます。     どこよりも早くプログラミング授業を開始   最近の中高生の皆さんは、小さいころからスマホに慣れ親しんでいるものの、パソコンをさわる機会があまりなく、キーボードを使いこなせないという声もよく聞かれ、大学や職場でのパソコン活用に支障があると言われています。 しかし、文部科学省の次の学習指導要領の改訂の際に高等学校の教科・科目が大幅に見直されることとなり、ICT人材の育成を目的として、小学校段階からのプログラミングの導入に続き、2022年度からは高等学校の必修授業「情報」としてプログラミングが採用されることが決まっています。 それに先立って、本校では従来の「情報」授業の中で、FacebookやGoogleでも採用されている言語Pythonのプログラミング指導を開始しています。 「情報」の授業では2年間のスパンでの継続指導に着手し、パソコン初心者から上級者まで幅広く対応できるよう、最初はビジュアルプログラミングのScratch等の比較的簡単なところから始めます。 そして、プログラミングに抵抗感をなくし、知的好奇心に火をつけながら、徐々に本格的なPythonプログラミング学習に移行していきます。   最新の情報教室   情報授業やコンピューター・サイエンス部の活動の拠点となる情報教室は、昨年大幅に改装し、パソコン等の機器もリニューアルしています。 中には、グラフィックボード搭載の高性能パソコンや3Dプリンター、3DCAD、普通校ではあまり目にしない3Dスキャナやドローン、最新のMAC PC、apple pencil対応の最新のiPadもあり、上級者にも満足の設備が揃っています。        コンピューター・サイエンス部を紹介します   コンピューターサイエンス部にはプログラミングの知識が高く、何よりも若い吉竹先生が顧問となり、パソコン上級者である部員たちと一緒に様々な活動に取り組んでいます。 最近凝っているのは、Autodesk社製の高機能3DCADソフトのFusion360を使って、3Dデータを作り、それを3Dプリンターで製作することです。 それを自己満足で終わるのではなく、オープンキャンパスに来校してくれた中学生の皆さんに記念品としてプレゼントできるくらいの仕上がりになるように、試行錯誤しているところです。 その中心として活動している部長の村上君にインタビューしてみました。 Q.パソコンに興味を持ったのはいつからですか? A.中2の頃に、パソコンを組み立てたいと思い、本やネットで勉強してハードに強くなったことがきっかけで、ソフトの世界にもどっぷり入っていきました。 Q.現在、熱中していることは何ですか? A.Fusion360を使った3Dデータ作成やオーバークロックをして汎用PCの処理能力を高めることです。車でいうチューンナップのようなものです。   校長先生はICTのエキスパート   実は本校の校長である船倉先生は、ICT、IoT、CAD設計に詳しく、著書が大学の専門講義のテキストに採用されているほどです。 ちなみに著書はAmazonでも販売されています。 その船倉校長は校務の合間を見付けて、週に数回は必ずコンピューター・サイエンス部に現れて、部員たちのスキルにあった専門指導をしてくれています。 自主性を重んじるスタイルで、まずは自分たちでやってみて、その後に正しいやり方に導いてくれるという感じなので、生徒たちも安心して新たな挑戦ができると頼りにしています。 校長先生自身はそれ以外にも、ICT教育を幅広く自由ヶ丘に更に浸透させようと、日々色々な情報を収集してくれており、今後はもっと多彩なICTの活用が広がっていくことでしょう。   関連リンク ①プログラミング教育必修化について ②船倉一郎 著書について   ...

  自由ヶ丘に初めて来校された方はまず最初に広大な敷地に驚かれます。 それもそのはずで皆様ご存知の甲子園球場が9個も入るだけの面積があり、当然のことながら兵庫県下にたくさんある高校で一番の広さを誇ります。 敷地内には校舎や体育館や寮があるのは当然ですが、体育系の部活動の競技別専用設備があちらこちらにあり、各部とも思う存分、遠慮することなく活動ができるのです。 中でも、ゴルフ部の練習場が校内にあるのは最も驚かれます。 ということで、今回は紳士のスポーツとして名高いゴルフ部の活動について紹介したいと思います。   150ヤードの練習場   その自慢の専用練習場ですが、幅は約40mあり、奥行きは150ヤード以上もあります。 なので、部員たちは放課後になると、順番を待つことなく、全員が揃って練習に励むことができます。   最初はみんな初心者   ゴルフというと大人のスポーツというイメージがあるかもしれません。 部員たちのほとんどは初心者からの入部が多く、過去にお父さんと一緒に練習場に行ったことがあるという生徒が数名いる程度です。 それでも、他の競技とはまた違ったゴルフの魅力にひかれて、高校から始めてみたいという生徒が毎年大勢いるのです。   顧問の永田先生に聞くと、初心者にはまずクラブの持ち方やスイングの仕方等、基本的なことを教えた後は、とにかく多くの玉を打たせるというスタンスだそうです。 まずは、思う存分スイングをして、ナイスショットをした時のあの感覚や快感を経験させることがその先の上達への近道になるとのことです。 そして、ナイスショットをしたときにはとにかく誉めることを心掛けているようです。 あの「ナイスショット!!」という言葉は確かにテンション上がりますよね。 県大会の常連   そんな初心者から始まるゴルフ道ですが、自由ヶ丘ゴルフ部は、実は兵庫県大会の常連なのです。 4月に行われた兵庫県大会にも2年生の岡本君が出場を果たしており、高校生なのに100を切るスコアでラウンドしています。   一生楽しめるスポーツ   高校生でゴルフに出会った部員たちは、これからの長い人生に於いても、ずっとゴルフを楽しむことでしょう。 ゴルフは他のスポーツと違って、高齢になっても十分に楽しめる貴重なスポーツなので、これから50年以上も現役でやれるなんて考えるとすごいですよね。 そして、時にはゴルフを始めるきっかけになった自由ヶ丘ゴルフ部のことを思い出してくれたら、本当にうれしいですね。  ...

  今回はホームページリニューアル後、最初の記事ということで、おめでたい報告をしたいと思い、数日間内緒にしていたニュースを紹介します。 実は、自転車競技部が8月に静岡県で行われるインターハイ出場を決定しました。   近畿大会6位入賞   6月17日(日)に京都向日町競輪場で開催された近畿大会において、自転車競技部の橋本修平君が個人6位の成績を収めたのです。    実は橋本君は、本校入学当初は他の運動部に入部していましたが、校内を駆け回る自転車競技部にひそかに憧れており、1年生の2学期に転部を決意して、自転車競技部に入部したのです。 入部当初は、競技用自転車に慣れるのが精一杯でしたが、そこから人一倍の努力と練習を積み重ねて、2年足らずでインターハイの切符を勝ち取ったのです。   橋本君にインタビュー   Q.自転車競技部の魅力は何ですか? A.自分の足でいくらでもスピードが出せること、また元々メカが好きなので、メンテナンスや補強の為に、パーツをひとつひとつバラして、よりパワーアップさせて組み立てることができるのが、大きな魅力です。 Q.自転車競技に手応えを感じたのはいつですか? A.高2の時の兵庫県総体で、以前は負けていたはずの周りの選手たちと互角に戦えていることに気付いたときです。 Q.インターハイ出場に向けての意気込みをお願いします。 A.冷静に、かつ積極的に走り、必ずあるはずのチャンスを逃さないように頑張ります。   チームスプリントも6位入賞   近畿大会では、3人の選手で戦うチームスプリントでも見事に6位入賞を果たしました。 メンバーは3年生の橋本君、尾崎君と2年生の野村君の3名です。 残念ながら、インターハイ出場はなりませんでしたが、充分に素晴らしい成績であることには変わりはありません。 おめでとうございます。   4年ぶりのインターハイ   以前の記事でも紹介しているように、インターハイの出場は4年ぶりの快挙です。 良い時も悪い時も部員を引っ張ってきた顧問の樋町監督に聞くと、「結果だけを求めるのではなく、落ち着いて自分のレースをすることが、何よりも勝機を見出すチャンスとなるはず」と言います。 全国にはすごい選手たちがたくさん揃っているのは間違いないですが、2年足らずの経験で、このチャンスを手にした橋本君も十分すごい選手です。 これまでの練習の成果を発揮するためのメンタリティと持ち前の強運も味方にして、悔いのないレースと素晴らしい成績を残せることを、自由ヶ丘ファミリーみんなで応援しています。 ガンバレ橋本君!! ...

7月7日(土)より、高校球児たちの夢である甲子園への挑戦の舞台となる「第100回全国高校野球選手権記念大会」兵庫県大会が開幕します。その名の通り、今年は第100回目を迎える記念大会であり、兵庫県は東兵庫の72校と西兵庫の90校が東西それぞれの代表として、8月の全国大会に出場できるのです。 姫路市にある自由ヶ丘高校はもちろん西兵庫大会に参加し、夢の甲子園を目指します。 【第100回全国高等学校野球選手権記念大会】日本高等学校野球連盟 webサイト http://www.jhbf.or.jp/sensyuken/2018/   運命の組み合わせ抽選   開幕に先立って、6月26日(火)に明石市民会館で出場162校の4回戦までの対戦カードが決まりました。 自由ヶ丘の第1回戦の場所は、7月13日(金)13:30より豊岡市のこうのとり球場に決まりました。 そして、対戦相手は・・・ 東播磨の強豪、加古川西高校です。 甲子園の出場経験はありませんが、地元である東播磨地域では強豪として、名の知られているチームです。 相手にとって、不足はありません。 胸を借りるつもりで、精一杯ぶつかりましょう。   監督にインタビュー   わが自由ヶ丘野球部を率いるのは、谷口監督です。 担当教科は体育で、小学校から大学まで15年以上の野球経験があります。 中学校時代には、関西の名門チーム「宝塚ボーイズ」に在籍し、全国大会に2度出場しています。 有名人で言うと、ヤンキースの田中将大選手の後輩にあたります。 高校時代には甲子園経験はないものの、近畿大会には出場したことがあるという華麗な経歴の持ち主なのです。   それでは、監督として初の選手権大会に挑む谷口監督のインタビューをお聞きください。   Q.初采配となる今年の目標は? A.ミスを恐れずプレーをして、ひとつでも多くの勝利を目指します。   Q.今年のチームの特徴は? A.1~2年生中心の若いチームです。 若いからこその怖いもの知らず精神が更なる成長につながる可能性を秘めています。 投げる方では、タイプの異なる4人の投手の継投を考えています。 打つ方では、野手全員が長打を狙えるバッティングに期待をしています。   Q.監督としての意気込みを聞かせて下さい。 A.私自身、監督の経験は短いですが、部員たちとは野球だけでなく、寮生活の中でも指導しているので、チームワークには自信があります。 対戦相手は強豪ですが、事前によくリサーチをして、万全の状態で挑みたいと思います。   キャプテンにもインタビュー   このチームをキャプテンとしてまとめているのが、3番サードの山口君です。 キャプテンとして挑む最後の夏の大会に向けた意気込みをインタビューしました。 Q.今年のチームはどんなチームですか? A.部員全員が寮生活をしているので、上下関係がある中でも良い意味で仲の良いチームです。 そういう意味では、部員同士の信頼関係や結束力はどこにも負けません。   Q.キャプテンとして大切にしていることは? A.チームとしての「絆」です。   Q.ズバリ目標は? A.まずは1回戦突破しか考えていません。   本番までは2週間   1回戦当日となる7月13日まで残りあと2週間です。 本校は来週1週間が期末考査となるので、全体での練習時間はそれほど多くありません。 なので、部員たちは試験勉強の合間をぬって素振りをしたり、トレーニングをしたりしながら、はやる気持ちを抑えています。     甲子園出場という目標ははてしなく遠い夢だと思いますが、夢を描き、それに向かって努力をする部員たちは輝いています。 この怖いもの知らずの若さあふれるチーム自由ヶ丘をどうぞ皆様、応援してやって下さい。   来週は新ホームページ 先週のこのページで告知してから、多くの方から待ち遠しいという声を聞きました。 何度も言いますが、ホームページリニューアルは7月2日(月)です。 今日のところは、ここまでなので、来週をお楽しみにして下さい。 ...

 4月のニュース記事でも紹介しましたように、本校の和太鼓部は神戸を起点に世界中で活動している和太鼓のプロ集団「和太鼓松村組」の奏者が講師として定期的に来校され、指導をしてくれています。 本日5月26日(土)が来校される日であるという情報を聞きつけたので、指導風景を取材させていただきました。   指導者はこの人   いつも本校に来校していただいて、プロの指導をしてくれていますのは、こちらです。     「和太鼓松村組」の主要メンバーでチームの中核として活動されている 政本憲一さんです。 せっかくの機会なので、紹介代わりにプロの演奏を聞かせていただきました。  想像以上の大迫力に圧倒されました。 いつも和太鼓部の演奏を聴いているので、和太鼓の迫力は知っていたつもりですが、想像を大きく超える重低音です。とにかくすごいです。   政本憲一さんにインタビュー   Q.本校の和太鼓部の指導をしていただいたのはいつからですか? A.6年くらい前から講師として、指導しています。   Q.本校和太鼓部の最初の印象は? A.独学で学んでいたので、荒削りな面はありましたが、やる気と熱意に感動したのを覚えています。磨けば光ると確信しました。   Q.あえて言うと課題は何だと思いますか? A.個人の技量を上げることも重要ですが、メンバーそれぞれの個性をひとつに束ねて、チーム全体の合奏力を上げることが大切です。ただし、これは指導者としての私の課題でもあります。   Q.更に飛躍するためのアドバイスをお願いします。 A.和太鼓をより音楽として発展させるためには、和太鼓だけではなく、他の楽器や音楽にふれることも大切だと思います。和太鼓という楽器は他の様々な楽器とセッションすることで、新たな魅力を見つけることができる素晴らしい楽器だということを忘れないでください。   プロの指導の風景   インタビュー終了後、早速練習が開始されました。 指導スタイルは、とにかく一緒に演奏するやり方です。 言葉で説明するよりも、一緒に音を奏でながら、一人ひとりに声を掛けてアドバイスしています。 とにかくみんなが楽しそうに演奏しているのが印象的です。       思いはひとつ   今回の指導風景を取材させていただいて、感じたのは距離の近さです。 最初はプロの奏者ということで手が届かない存在かと思っていましたが、すごく気さくで自由ヶ丘を愛してくれている様子を感じました。 政本さんいわく、「指導を通じて自分も成長していきたい」とのことで、同じ思いを共有したこの関係はいつまでも続いてほしいものですね。   ・「和太鼓 政や」 webサイト http://wadaiko-masaya.com/  ...

文化部の活動が盛んな自由ヶ丘高校の中で、伝統的に体育会系を好む生徒たちの人気を博しているのがバスケットボール部です。 過去には兵庫県大会4位になった実績を持ち、近畿大会にも出場経験があります。 地元である姫路地区の強豪として有名だったんですよ。     伝統を受け継ぐ   最近は、そこまでの成績を残すことは少なくなりましたが、それでも先輩から続いてきた伝統の灯を受け継いで、活発に活動しています。 学校行事の多い自由ヶ丘では、どうしても練習時間が限られてしまい、以前と比べて全体での練習時間は少なくなりました。 それでも熱心な部員たちは時間を見付けてはトレーニングに励んでいます。 できない言い訳をするのではなく、自主的に行動する姿勢はさすがですね。     バスケを通じて社会性を身に付ける   受け継いだ伝統はそれだけではありません。 バスケットボールの実力を高めることも大切ですが、同様にバスケットボールを通じて社会性を身に付けるということを大切な教えとして、代々受け継いでいるのです。 例えば、挨拶や礼儀、規律などの社会で生きる上で大切なことを、バスケットボールの指導を通じて身に付けさせたいというのが、顧問の先生の変わらぬ考えです。     バスケ部なのに地域清掃?   それを目に見えた形として行動するために、いつもお世話になっている学校周辺の地域清掃を部員一同で不定期に行っています。 そういうところが自由ヶ丘らしさなのだと思います。   新チーム始動開始   本来であれば、この時期は夏の全国大会を目指して、兵庫県総体の真っ最中の予定でしたが、残念ながら先日の地区大会で敗退してしまいました。 3年生の部員はこれで実質的に引退となり、少し早いですが新チームが始動開始しました。 チームを引っ張ってくれた3年生がいなくなり、少し寂しい部分もありますが、そんなことも言ってられません。 新たなチームを託された2年生を中心に先輩たちから受け継いだ自由ヶ丘イズムを胸に刻み、再起を目指して奮闘しています。...