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本日は3月28日・29日公演の舞台「高校生による演劇公演『トロイアの女』の合同稽古の様子を紹介します。
プロ集団がサポートする高校演劇
今年で4回目を数える「高校生による演劇公演」活動。上演台本・演出に芸術家 笹部 博司 氏を迎え、舞台演出・ピアノ演奏・歌唱指導など、その道のプロがサポートを行う、全国的にも珍しい取り組みです。本校演劇部員は第1回から参加しており、他校演劇部員との合同稽古を通じて大きく成長する機会になっています。稽古を通じて感じる他校演劇部員との一体感や、本番の舞台を成功させた達成感は、高校生活で得た「誇り」の一つとなっており、育んだ友情は卒業後も続いています。
第一回「高校生によるシェイクスピア『お気に召すまま』」に参加した卒業生たちの多くは、今もこの活動を応援してくれています。
有料公演
この公演は「入場料500円」が必要な、有料公演です。この「有料」の意味には、「高校生演劇部員たちに、プロの意識をもって舞台に挑んでほしい。入場料の価値を上回る価値を、観劇いただくお客様に感じていただける舞台にする。」という思いが込められています。本校演劇部員はもちろん、本年度「高校生による演劇公演」活動に参加する姫路市高等学校演劇部有志たちは、この意味を深く理解し、本番に向け稽古を積んでいます。
1月13日(月・祝)、姫路市立琴丘高等学校で行われた合同稽古では、講師による歌唱指導と、全体行動部分の「動き」の検討が行われました。
本番まで切磋琢磨
プロの意識をもって挑むこの舞台。参加生徒たちは本番までの稽古はもちろん、体調管理やプレッシャーへの耐性、学業や生活の安定など、様々な部分で自己コントロールが必要です。また研鑽不足であれば役の変更もあり得ます。本校演劇部員は、緊張感をもって稽古に挑んでいます。
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