本日は高校のクラブ活動では珍しい「ゴルフ部」の紹介をさせていただきます。   第18回 兵庫県高等学校 3支部合同ゴルフチャレンジカップ   西播支部大会 第3位   平成31年4月27日に開催された「第18回 兵庫県高等学校 3支部合同ゴルフチャレンジカップ」に於いて、本校3年 岡本君が 西播支部大会 第3位を獲得しました。          上位入賞には訳がある   本校のクラブ活動はそれぞれの専用練習場を有し、他の活動に気兼ねすることなくのびのびと練習を行うことができます。ゴルフ部も例にもれず、部員たちは専用の打ちっぱなし練習場で思いっきりフルスイングしています。            野球部はナイター設備を有する両翼98メートルの専用グラウンドで白球を追います。自転車競技部は校内道路での練習に加え雨天時には屋内専用練習場でローラー練習を行っています。ソフトテニス部・卓球部・弓道部も専用練習場があります。練習場所確保の難しさや活動時間の減少など、高校生の部活動離れが進んでいます。そんな中で本校には、充実した環境と活動時間の確保で、のびのびとクラブ活動に打ち込める環境があります。授業だけでは学べない克己心や向上心を育む活動として、本校ではクラブ活動を奨励しています。                ...

  本校美術・陶芸部とランドスケープサークルが合同で、5月11日・12日の2日間、姫路城周辺で開催された「姫路お城まつり  心震える播州の祭り~担ぎ上げる姫路愛!~ 」に、歴史絵図パネルの作成 及び ワークショップの製作補助を行いました。     ミニ祭り屋台ワークショップ 製作補助   本イベントで好評のワークショップ。その製作補助として、本年度も本校生が子どもたちに付き添います。安全に配慮し、優しく丁寧に接する本校生の姿に、子どもたちはもちろん保護者の方も安心なさったようでした。            歴史絵図パネル製作依頼   美術・陶芸部員とランドスケープサークル員が協力し、「祭りの起源」をテーマとする歴史絵図作成いたしました。姫路市内にある学校の中から代表校として依頼を受けて作成したパネルは、家老屋敷跡公演での展示を経て、「お城まつりパレード」にも参加しました。           伝統ある地域の恒例行事から学ぶ   毎年5月の恒例行事であり、多くの観覧者を集める「姫路お城まつり」。 この伝統あるイベントに、今年も本校生に参加のオファーをいただきました。今回参加した生徒たちは、様々な場面で活躍するプロフェッショナルの方々から刺激を受け、また自身の社会人基礎力が試され学ぶ経験となりました。美術・陶芸部に限らず本校のクラブ・サークルは、地域の行事やボランティア活動などに、運営や出演者・作業者として、積極的に参加しています。校外の方たちとの交流や活動を自身の成長のきっかけとし、将来社会で生かせる見識と経験を広げ増やす機会とさせていただいています。       ...

去る3月23日(土)・24日(日)の2日間、姫路キャスパホールで公開された舞台「高校生による演劇公演 ハムレット」に、本校演劇部員が出演いたしました。     俳優オーディション   昨年12月23日より4日間にわたって行われた、俳優オーディションに本校演劇部 六萬 君が参加しました。芸術家 笹部 博司 氏による選考を経て、見事俳優として合格いたしました。         姫路市内高校演劇部員が集い作り上げる舞台   この舞台は兵庫県高等学校演劇研究会 西播支部所属校の演劇部員から有志が集い、合同稽古を経て、有料での一般公開を目指す舞台です。芸術家 笹部 博司 氏を「構成台本・演出」としてお迎えし、ピアノ演奏・歌唱指導・舞台演出などをプロが行う本格的な舞台です。今年で3回目を数えるこの舞台に、本校演劇部員は1回目から出演し、部員の成長の機会としています。他校生徒との共同活動・交流の中で生まれる協力関係や責任感などは、友人同士の校内活動とはまた違う経験・刺激となり、本人の成長はもちろん、得た知識や経験は校内活動にフィードバックしていきます。         多くの仲間たちに支えられて   全寮制の本校は、学校時間に加え「寮」の時間もあります。そのため合同稽古に参加できる時間が少なくなることがありました。その稽古の遅れの挽回に、仲間たちが協力してくれました。また男子校生にはなかなか難しいメイクなどを、他校元演劇部OGが手伝ってくださいました。          本番直前の最終通し稽古には、本舞台で歌われる歌の音楽家である宮川彬良 氏も来てくださいました。         本番を終えて   オーディションを経て役を得ることができたのは喜びです。ただ喜びと同時に、本番までの体調管理やモチベーションの維持など、「本番の舞台に必ず立つ」という大きな責任感を背負います。学業との両立のために限られる稽古時間、本番へのプレッシャーなどを乗り越え、六萬君は無事本番を終えました。そして仲間と共に達成感・感動を得ました。彼にとってこの舞台が、一生の宝物になったことでしょう。      ...

美術・陶芸部を中心に、創作活動のレベルアップを目指した活動が行われています。外部から講師をお招きして教えを請い、またプロの作業場を訪問してご指導を受けるなど、新たな知識・技術を学ぶと共に、新鮮な刺激をいただきました。   備前焼窯元を訪ねて   休日を利用し美術・陶芸部員6名が、備前焼窯元 石野 氏の工房を訪問し、電動ろくろを使った「大皿」制作のご指導をいただきました。          特に陶芸に心惹かれている3年生 菅 君は、学校に戻った後も「大皿」制作の練習を重ねています。彼は自身で作った大皿に、昨年有田焼で研修をした「絵付け」を施した作品を制作したいと考えています。作品は9月末、薪窯を用いた10日間の焼成を予定しています。        キャラクター被写体 体験   大阪総合デザイン専門学校より白井先生・金井先生をお招きし、「キャラクター被写体 体験」のワークショップを開いていただきました。美術・陶芸部・漫画グラフィックサークル員が中心ですが、部活動・サークルの枠にこだわらず、興味関心のある生徒も参加しました。自分の描きたいキャラをラフ・アタリの下書きで絵全体のバランス・骨組みから描く指導をしていただきました。         ...

4月27日(土)、本年度1回目、新入生にとって初めての学校行事「チャレンジステージ」を開催いたしました。   入学式より18日   自由ヶ丘高校・寮生活。入学後最初の帰省となるゴールデンウィーク直前の日に開催した「チャレンジステージ」 主役はもちろん1年生です。第1部の文化部発表では、新入部員である1年生をメインに据えた演奏・プレゼンが行われました。            スピーチコンテスト   第2部では、「スピーチコンテスト」 オーディションを経て選抜された1年生3名が、将来の夢と、具体的にその夢をかなえるためにどのような高校3年間を過ごすかを、保護者様・全校生徒の前で語りました。多くの人の前で夢を語るということは、10代の若者にとって勇気がいることと思います。3名とも立派で素晴らしいスピーチでした。           続いて寮対抗合唱・全校合唱では、入学式の時には弱々しく歌詞カードを見つめていた1年生が、今日はしっかりと胸を張り歌い上げる姿がありました。最後は表彰伝達式。入学後、学業をはじめ様々な部分で素晴らしい活躍を見せた1年生へ、学校長より賛辞が送られました。         入学から18日間。このわずかな期間でも、1年生たちは大きく成長しました。仲間と共に成長できる寮生活でしかできない変化です。今回のイベントでは、この変化を保護者様にご覧いただきました。そして今晩、自宅に帰ったご子息から、学校での様々な話を聞いてください。...

日本で唯一の自然科学研究所   今年3月、コンピュータサイエンス部が「スーパーコンピューター 京」のある理化学研究所(神戸市)を訪問させていただきました。今回は、「発生・再生研究棟」の中の「生命機能科学研究センター」を、自然科学サークル 他 理系生徒17名が訪問しました。         生命機能科学研究センター   ここは、生命現象のすべてを研究している機関で、ヒトの生誕から長寿の秘訣まで、生物の細胞から個体までを扱っています。「STAP細胞」で世界的に有名になったこの研究所で、サイエンスコミュニケーターの高橋氏に約1時間の講義をしていただきました。その講義は、個体・臓器・細胞・タンパク質・DNAの「生きている仕組み」を紐解く話から始まり、研究には「見る力(見識技術)」や「習う力(真似をしながらその仕組みを学習していく力)、そしてそれらを「操る力」が必要だという内容でした。講義後の質問時間には、ある生徒から「iPS細胞やES細胞になることのできない部位があるのか」という質問がなされ、「胎盤がその細胞にはなれない。その理由はまだ解明されていない」という答えを聞きました。他にも様々な質問がなされ、自然科学に対する生徒達の関心の高さや熱心さを感じました。         研究現場を見学   その後、館内の研究室の一室を見せていただきました。顕微鏡で観察したり、高精度の危機に触れたり、動物標本を見たりして、とても有意義な1日となりました。             これまでの活動が実を結び、本年度より「自然科学部」が新設されました。今後は大学と共同で再生医療について研究を始める計画です。本校の活動が生命現象研究の一助になればとの思い、現在新入部員の募集を進めています。   今回の訪問がきっかけで、サイエンスコミュニケーターの高橋 氏より、当研究所で発行されている新聞記事の作成依頼をいただきました。この新聞は、本年度から来年度にかけて、生命機能科学研究センターの広報資料として、来場者に配布されます。...

4月18日(木)、「新入生歓迎遠足」と銘打ち、全校生徒で京都 保津川下り、嵐山・清水寺周辺散策に出かけました。「遠足」と言う柔らかな名称ですが、実際は活動の大半を生徒の自主性に任せます。上級生が下級生のサポートをする「ブラザーシステム」が生き、また班の総意をまとめるリーダーシップ力が発揮され、時間管理や金銭などの自己マネジメント力を訓練する機会として、本校では毎年この時期、全校生徒での校外活動が実施されます。       保津川下りでは、美しい自然の中で川下り体験を共有し、先輩と後輩との間で自ずと会話がはずみます。また船頭の方から、物流の手段として自然に立ち向かった人間の長い歴史についてのお話が聞けました。流れの穏やかなところでは実際に艪で船を漕ぐ体験をさせていただきました。              保津川下りのあと、寮別で別行動。嵐山散策と清水寺周辺散策に分かれます。生徒たちは事前に寮のパソコン室や、移動中のバス車内では iPhone で、あらかじめ下調べを済ませており、到着後すぐにそれぞれの目的地に向かいます。          クラスを超え寮を超えた交流が始まるきっかけでもあるこの活動。様々な場面で生徒たちの「ブラザーシステム」「リーダーシップ力」「自己マネジメント力」の発揮を目にしました。生徒の中には散策時間の短さを悔やむ生徒も多数見られ、楽しい経験にもなったようです。先のゴールデンウィークでは生徒たちは自宅に思い出話を持ち帰ることでしょう。保護者の皆様、ご期待ください。...

1年生たちは入学式から一週間が経ちました。この間のオリエンテーションで、自由ヶ丘高校生として有意義な3年間を過ごすための心構えや、学業スタートに備えてカリキュラムや制度について学びました。          本校では「iPhone」 が貸与される制度があり、本年度もほとんどの新入生が活用します。本校では定期的に講師をお招きし、スマートフォンの安全な利用や、ツールとしての活用法などを学ぶ講習会を開いています。本年度もこの時期、1年生を中心に「スマホ安全使用の講習会」を行いました。            その他、4月27日(土)、本年度最初の学校行事『チャレンジ・ステージ』のスピーチコンテストに出場する1年生のオーディションや、クラブ勧誘、寮・クラスを超え親睦を深めるイベントやスポーツ大会なども行われ、一年生にとっては充実した一週間となったようです。         本校は「寮のある高校」です。「簡便・平易」がたくさんある中で、生徒たちはあえて「煩雑・難解」に挑み、社会人基礎力を育んでいきます。寮でこそ身につく力や学びが、ここにあります。         ...

4月10日(水)、13時より本校体育館にて平成31年度 入学式を行いました。       新入生はまず寮に入り、世話係となる上級生が出迎えました。本校の最大の特徴である寮には「ブラザーシステム」という制度があります。これは上級生が入学間もない新入生の戸惑いのすべてをサポートし、生活に慣れた後は学習面のアドバイスなど、相談相手となるシステムです。下級生にとって上級生は「頼りになる兄」となり、上級生にとっては率先垂範を示す「弟」となり、その関係の中でコミュニケーション力やリーダーシップ力を身に付けていきます。こらが本校の寮生活ならではの「共に成長できるシステム」=「ブラザーシステム」です。         寮で昼食を摂った後、本校体育館で入学式を行いました。学校長の入学許可に続き、新入生代表が決意のことばを述べました。厳粛な雰囲気の中、式は滞りなく進行しました。           入学式第二部では、新入生歓迎セレモニーとして、少しリラックスした雰囲気の元、本校文化部の発表が行われました。本校が重点活動とする ICT関連活動・文化芸術活動を、新入生・保護者様にご紹介しました。          式終了後、教室に入り最初のホームルームです。当然多くの新入生は緊張気味。しかし今晩、寮での時間を過ごした彼らは、徐々に表情も和らいでいきます。そして最初の休日を過ごした週明けには、休み時間にクラスから元気な声が聞こえ始めます。         家を離れ、しばらくは寂しさを感じる新入生もいることでしょう。でも大丈夫です。それを乗り越え、自分の夢に向かって学ぶ先輩が、相談に乗ってくれます。それが全寮制 自由ヶ丘高校の「ブラザーシステム」です。  ...

  新年度が開けていよいよ新入生を迎える時期となりました。 今年は、改元の年となり、新元号「令和」が4月1日に発表されました。 令和元年の自由ヶ丘高等学校では、建学の精神を礎に ・知的活動「グローバル&サイエンス」をキーワードに、学校内外の活動に積極的に取り組み、生徒の個性の発掘・伸長に繋げます。 ・グローバル基礎力となる「英語学習」に重点を置き、英語スピーチコンテストへの出場やオーストラリア語学研修の機会を通して、英検等の資格取得、実践的な英語力を育成します。 ・特色ある全寮制の取り組みを通したリーダシップの育成、活発な知的活動サークル等寮の魅力を積極的にPR発信し、全寮制高校の魅力をお伝えします。 また、大学との連携によるIPS再生医療の研究活動を代表とする校外活動等の充実、高度プログラミングコンテスト等各種コンテストや発表の機会に積極的に参加、出場すると共に、学校行事、学寮における委員会活動等の機会を通して、主体的対話的で深い学びを身につけた、真に自立した生徒の育成に力を注ぎます。 さらに、2020年から教育改革によって、大きく変わる入試制度を見据え、従来型の受験勉強だけでなく、英語4技能や活動記録のe-ポートフォリオの取り組みもより一層強化します。あわせて時代の要請であるプログラミング教育もカリキュラムに組み入れ、Python言語、Premiere、Photoshop等Adobeアプリの実習等も導入します。 新年度が始まりますが、これらの時代の大きなうねりの中で、リーダシップに溢れる自立した人間として、社会で活躍できる生徒の育成に力を注いでまいります。   ...