本日は3月1日(日)に挙行いたしました、「令和元年度 卒業証書授与式」の様子をご紹介します。     自由ヶ丘高等学校の卒業式   厚生労働省ならびに文部科学省から出されたコロナウイルス拡大感染防止の措置指針に基づいた形式に、急遽変更を余儀なくされた本年度卒業式。しかし式典は、全寮制高校で共に過ごした寮生と教職員、その門出を祝う保護者様とのあたたかい雰囲気に満ちた卒業式となりました。           卒業記念DVD   堂々とした行進に荘厳な歌声など、本校の伝統的な「卒業式」を感じられるものとして、1月26日(日)の退寮の日に行った「伝達式」の様子をDVDに収録し、「卒業記念DVD」として保護者様にお渡しいたしました。DVDには入学式や学校行事、海外語学研修の様子なども合わせて収録しており、卒業アルバムとともに本校での三年間をご家族で振り返って頂ける思い出の品です。        ...

本日は美術陶芸部をご紹介します。     本格的な陶芸にチャレンジできる環境   本校美術陶芸部は陶芸用電気釜を所有すると共に、近隣の陶芸愛好家との交流から、所有されている薪窯をお借りし本格的な焼成を行っています。このような環境で生まれる生徒たちの作品は、時に高い評価をいただいています。          備前焼を学ぶ   そんな先輩たちの才能に刺激を受け、後輩たちも意欲的に創作活動に励んでいます。そんな中2月24日(月・祝)、美術陶芸部員が岡山県和気郡にある窯元で、「備前焼」について学びました。              技術だけでなく感性も磨く   備前焼を学んだあとは、備前市伊部の街並みを散策しました。今回の校外活動から、美術陶芸部員たちは様々な刺激を受けて帰ってまいりました。      ...

本日は演劇部の活躍を紹介します。     公演まであと1ヵ月   第1回より本校も参加している「高校生による演劇公演」活動。今年で4回目となります。今回の演目は『トロイアの女』 3月28日(土)・29日(日)の公演日まであと1ヵ月となりました。休日を利用して兵庫県西播地区の高等学校演劇部員が集い、舞台稽古に励んでいます。             卒業後もつながる友情と後輩へのサポート   第1回の公演に参加した演劇部員はすでに高校を卒業し、それぞれ新しい生活をスタートしています。そんな中でも予定を合わせて、稽古場まで足を運んでくれる先輩たちがいます。先日の合同稽古では、今回の舞台『トロイアの女』に参加する2年 六萬 君・永戸 君に、本校卒業生はもちろん他校の元演劇部員が演技指導をしてくれました。今年もまた、本活動の卒業生たちが、公演日の会場で再会の約束しています。            ◆高校生による演劇公演『トロイアの女』 日時:3月28日(土)2回公演 / 3月29日(日)1回公演 会場:姫路キャスパホール [caption id="attachment_20155" align="alignnone" width="600"] Image[/caption]...

本日は、2月20日(木)に開催した「校内ディベート大会 決勝」の様子を紹介します。     ハイレベルな戦い   論題は「昨年のディベート甲子園」に準じ「日本はフェイクニュースを規制すべきである。是か非か。」 肯定側の「現状を変革する案」と否定側「現状での対応案」の優劣を競うディベートになります。2月1日の予選を経た各チームの戦いは、ハイレベルなものとなりました。           先輩にも一矢報いる   リーグ戦はディベートの経験が多い2年生が有利だと思われますが、1年生チームが勝利する試合も見られ、十分な準備と練習で今日のディベートに挑んだクラスの意気込みを感じました。各教室で、審判である教員も舌を巻くディベートが行われ、厳正なジャッジの結果、2年1組Bチームが12チーム27試合の頂点を勝ち取りました。今後も本校ではディベートを通じ「調べる力・まとめる力・客観的に分析する力・論理的に聞く力・論理的に伝える力」の育成を進めます。             ...

本日は自然科学部の活動を紹介します。     化石発掘を学ぶ   2月1日(土)、放課後を利用し岡山県勝田郡奈義町にある「なぎビカリアミュージアム」で化石の発掘について学びました。新生代第三紀(2300万年前~500万年前)に熱帯・亜熱帯地域に生息していましたが、現在は絶滅している「ビカリア」という巻貝があります。ここはその化石を、実際に発掘することができる施設です。          リアルな体験を通じて   自然科学部は次の活動に「岩石薄片」の製作を計画しています。動画コンテンツやネットショッピングが充実し、知識や道具が簡単に入手できる時代になりました。しかし今回、生徒たちは実際に土を掘り岩石を手にし、岩石を砕き、ビカリアを発見しました。この実際の体験から得た感動が、次のステップに挑む彼らの知識や技術を「本物」にするのではないでしょうか。           ...

本日は2月1日(土)に行った「クラス対抗ディベート大会 予選」の様子をご紹介します。     本気で研鑽し合う   ディベートに取り組む学校が多い中、本校でもディベート大会を実施しています。ただ他校と違うのは生徒実行委員会が3か月前の11月より議題や実施方法の検討を始め、ディベート大会の企画・準備に着手します。12月には生徒説明会を開き、議題の発表とルールの確認、採点基準の説明が行われます。2学期期末考査終了と同時に、各クラスは出場選手を選考し、選手以外の生徒も資料集めや分析を始めます。冬休み中は生徒それぞれがPCや図書館などを利用して資料収集や分析、立論と展開を推敲し、3学期にクラスで取りまとめて予選に挑みます。           決勝戦に向けて   各試合終了後、審判である社会科教諭が講評を行い、勝ちクラスを決定します。それぞれのクラスの良い点・悪かった点を、勝ちチームは次の決勝に生かすべく、さらに論調・理論を固めて整える作業に入ります。また実行委員は大会終了後、会議を行い決勝運営への改善点を協議しました。一つの行事であっても、様々なかたちで生徒各々が特技を生かし知恵を絞り、何らかの部分で活躍できるのが本校の学校行事です。今回の「ディベート大会」も、選手のディベート力の向上だけでなく、クラスメイトのそれぞれの個性とスキルが光った行事となりました。決勝戦は2月20日(木)に予定されています。               ...

本日は1月26日(日)に行った、「伝達式」をご紹介します。     伝達式   開校以来、長年に渡って受け継がれる本校の伝統の一つに、「伝達式」があります。2年生が、退寮の日を迎えた3年生に感謝の念を伝えると共に、最上級生となる来年度の寮運営や自身の進路などについて、達成の誓いを立てます。また3年生は3年間の学校・寮生活から大きく学び成長した自身の雄姿を後輩に示し、これから自由ヶ丘高校を支えていく1・2年生を鼓舞します。このように、先輩・後輩がお互いに感謝し、励まし、熱い思いをぶつけ、お互いに健闘を祈るのが、本校の伝統行事「伝達式」です。                 全寮制で磨かれた力   全寮制の本校では、教員は親であり、先輩・後輩・級友は兄弟という側面をもっています。大家族として共に過ごした本校の3年間には、楽しい時を分かち合い、苦しい時に励まし合った人たちがいました。そして今、3年生が経験する恩師・後輩・級友との「別れ」が、またさらに彼らを大きく成長させます。本校での3年間で身に着けた知識や社会人基礎力、そこから培った自身への「誇り」を胸に学校・寮を後にし、次のステージへの準備期間に入ります。           ...

本日はビブリオサークルをご紹介します。     知的書評合戦   数年前より見聞きし始めた「ビブリオバトル」ということば。その歴史を調べると2007年京都大学の大学院生が考案した「知的書評合戦」が始まりです。ビブリオバトルは、自分が読んで面白いと思った本を持ち寄り、それぞれが5分間でプレゼンし、2~3分の質問に答える時間を持ちます。その後参加者全員でディスカッションを行い、全員がプレゼンからの一連の流れを終えた後、「誰の本が一番読みたくなったか」を投票で競いあいます。本校では「好みにとらわれない本との偶然の出会い」を求め、3年前より「ビブリオサークル」が発足し、校内ビブリオバトルの開催や、学校行事などでの実演などを行い、校内の読書の推進を行っています。            兵庫県ビブリオバトル高校生大会   1月13日(月・祝)、兵庫県立図書館で行われた「兵庫県ビブリオバトル高校生大会」に2年 山下 君が出場しました。バトル形式であり勝敗も重要な点ですが、なにより他校高校生とのバトル・交流の中で、多くの本と出合うことができました。いままでの自分の好みで「選びとる」という本との出会いに比べ、人から紹介された「本との偶然の出会い」は、知的好奇心が刺激されると共に、世界の広がりを感じます。ビブリオサークルのメンバーは、今回の大会から大きな刺激を受けて帰ってきました。           ...

本日は1月17日(金)に行った、「センター試験 受験者壮行会」を紹介します。   寮のある学校   本校は全国でも珍しい【全寮制・普通科・男子校】の高等学校です。仲間との共同生活を行う寮生活で、自立・自律の力を育み、また周囲との協調性や協力関係、リーダーシップや責任感など、社会人に必須のスキルを早期に身に着けるることができます。また学習に関して、寮内ゼミや自習時間は学習習慣の定着とその継続を促し、多くの生徒が本校での「寮⇔授業」のリンクした3年間の学びにより、大学進学を実現します。           センター試験 受験者壮行会   センター試験を明日に控えた1月17日の放課後、センター試験 受験者の壮行会を行いました。進路主任・学年主任が激励と受験に関する諸注意を行うと共に、担任・副担任が自身の体験談を語りました。会場は笑いもあり、諸先生方からの差し入れもあり、壮行会終了後の生徒たちには穏やかな気概と適度な緊張感、そして仲間たちとの一体感がありました。                  ...

本日は12月19日(木)に開催した、「校内マラソン大会」の様子を紹介します。     難コース   本校では、校内でマラソン大会を行います。広大な面積に加え長い勾配もあるマラソンコースに、生徒たちは不安な面持ちです。しかし・・・         走り切ったこと=誇り   そんな彼等ですが、運動が得意な生徒も苦手な生徒も、自身を試すイベントとしてこのマラソン大会に挑みます。特に卒業間近の3年生は、3年間登校し続けた通学路をしっかりと踏みしめつつ、今までで「一番」の力で走り切ります。別名「卒業記念マラソン」。彼らの「自由ヶ丘高校生」として誇りがそうさせるのです。順位・タイムではなく「走り切ること」ができた生徒たちの達成感は、卒業後の新しいステージで活躍する際に、大きな支えとなることでしょう。              ...